- #ユニバーサルデザイン
中野市役所
協働のまちづくりの拠点となる庁舎
- Point1
- 分散していた行政機能を集約した新庁舎
- Point2
- 協働のまちづくり実現に向けた機能の強化
- Point3
- 働きやすく、将来変化に対応できる執務環境
名称中野市役所
- 2018/01
- 6,486㎡
- 380人
- 約42,000人
- 新築
事例詳細
庁舎の耐震性や設備の老朽化に加え、スペースの狭あい化により、すべての部署を本庁舎に配置することができず、本庁舎でのワンストップサービスの提供ができない状況になっていた中野市。
新庁舎は「市民」「防災」「環境」「コスト」の4つの視点から、分散していた行政機能を集約し、防災拠点として、また、市民の利便性を向上する施設としてまちづくりの拠点となるよう計画。5階建ての新庁舎には、休日や夜間も利用できる市民ラウンジや多目的サロンホールに加えて、中野市のシンボルである「高社山」が望める展望ロビーが設けられています。
コクヨはユニバーサルデザインの家具提案をはじめ、来庁者エリアの使いやすさ、執務エリアの働きやすさに配慮した空間提案を行いました。
ご担当者の声
すべてのひとにやさしい庁舎となるよう、市民の皆さんが利用する窓口はシンプルで分かりやすい配置とし、使いやすい家具を採用することで、誰もが利用しやすい庁舎としました。
また、ワンフロアーでコンパクトな執務室は、関係課が連携できるよう効率的な家具レイアウトを採用。職員が働きやすく将来の社会変化に柔軟に対応できる家具としました。
事例写真一覧
1F エントランスホール
エントランスから入ってすぐに総合案内と記載台を配置。スムーズに申請ができるように配慮されています。ロビーチェアー、記載台、カウンター、カウンター前イスはユニバーサルデザインの家具を採用。
1F 執務エリア
動線を広く確保するため、執務イスとカウンター前イスは省スペースなピコラを採用。
2F 多目的サロンホール
夜間や休日も市民が利用できる空間。
ちょっとした雑談やミーティングから期日前投票まで、様々なシーンに活用できるよう、コラボレーション家具を採用。
可動間仕切壁により個室としても利用でき、ワークショップ等での利用のほか、ランチタイムは職員も利用できるなどフレキシブルに活用されています。
2F 会議室
多目的サロンホールに隣接する会議室。会議イスは肘付きでもW1800テーブルで3脚使用可能なサティオを採用。
2F キッズコーナー
多目的サロンホールや子ども部・教育委員会に隣接したキッズコーナーには、地元の木材を活用した積み木を配置。授乳室も隣接しています。
3F ミーティングコーナー
執務空間に隣接した打合せスペース。落ち着いて打合せできるよう、ソファ形式のブラケッツを採用。
4F 市長公室
一部壁面に記者発表スペースを確保しています。
5F 展望ロビー
議場横にある展望ロビーは、庁舎各フロアーのテーマカラーをイスの張り地にそれぞれ反映。日常的な市民利用を目指し、展示などのイベントも行われています。