- #ユニバーサルデザイン
長門市役所
木構造とRC造のハイブリット構造による国内最大級の木造庁舎
- Point1
- 建築・構造・内装に地域材を活用
- Point2
- ユニバーサルデザインへの配慮
- Point3
- ぬくもりのある木質空間
名称長門市役所
- 2019/08
- 7,054㎡
- 300人
- 約34,000人
- 新築
事例詳細
施設の老朽化による耐震性の低下や庁舎内部の狭隘化、行政機能の分散化などが問題視されていた長門市旧庁舎。市民の「安全・安心」の拠点として、利用しやすく親しみのある庁舎を目指し、新庁舎を計画。免震装置を採用した木構造とRC造のハイブリット構造により、機能性・安全性・快適性を兼ね備える国内最大級の木造庁舎を実現しました。
コクヨは庁舎基本計画段階より、設計事務所下で現況調査やオフィス設計に協力。県産材を活用したカウンターや排煙装置を組み込んだ窓下収納別製など、木質空間を最大限に活かした家具提案・施工を行いました。
ご担当者の声
長門市産木材をふんだんに活用して建設しており、柱・梁の構造部材に加え、床、天井ルーバー、ベンチ、サインなどを木質化しており、木の温かみを感じることができる庁舎です。
事例写真一覧
1F 待合エリア
カウンター、カウンター前イスはユニバーサルデザインに配慮した製品を採用。カウンターの幕板には長門市産材を活用し、空間との調和を実現。
1F 待合エリア吹抜け
1F 窓下収納庫
柱間に隙間なく収まるワイド寸法別製を実施。木の伸縮を綿密に考慮し寸法を決定しました。
1F 窓下収納庫
木柱の強度維持のため、通常柱に取り付ける排煙装置を窓下収納庫に設置。収納庫天板を造作し、専用スペースを確保することで対応しました。
5F ロビー
日本海を一望できる市民交流スペース。空間と調和するよう、シンプルな木目デザインのイス<Mycket(ミケット)>を採用。