ご担当者の声
長門市産木材をふんだんに活用して建設しており、柱・梁の構造部材に加え、床、天井ルーバー、ベンチ、サインなどを木質化しており、木の温かみを感じることができる庁舎です。
コクヨの庁舎空間づくり官公庁オフィスづくりのノウハウと事例をお届けします
名称長門市役所
施設の老朽化による耐震性の低下や庁舎内部の狭隘化、行政機能の分散化などが問題視されていた長門市旧庁舎。市民の「安全・安心」の拠点として、利用しやすく親しみのある庁舎を目指し、新庁舎を計画。免震装置を採用した木構造とRC造のハイブリット構造により、機能性・安全性・快適性を兼ね備える国内最大級の木造庁舎を実現しました。
コクヨは庁舎基本計画段階より、設計事務所下で現況調査やオフィス設計に協力。県産材を活用したカウンターや排煙装置を組み込んだ窓下収納別製など、木質空間を最大限に活かした家具提案・施工を行いました。
1F 待合エリア
カウンター、カウンター前イスはユニバーサルデザインに配慮した製品を採用。カウンターの幕板には長門市産材を活用し、空間との調和を実現。
1F 待合エリア吹抜け
1F 窓下収納庫
柱間に隙間なく収まるワイド寸法別製を実施。木の伸縮を綿密に考慮し寸法を決定しました。
1F 窓下収納庫
木柱の強度維持のため、通常柱に取り付ける排煙装置を窓下収納庫に設置。収納庫天板を造作し、専用スペースを確保することで対応しました。
5F ロビー
日本海を一望できる市民交流スペース。空間と調和するよう、シンプルな木目デザインのイス<Mycket(ミケット)>を採用。
長門市産木材をふんだんに活用して建設しており、柱・梁の構造部材に加え、床、天井ルーバー、ベンチ、サインなどを木質化しており、木の温かみを感じることができる庁舎です。