立川駅南口東京都・立川市合同施設
雇用就業サービスの充実と明るく開放的な空間を目指した支援拠点
- Point1
- 地産材(多摩産材)の活用
- Point2
- 安心して相談できるプライバシー環境
- Point3
- 複数拠点の移転・統合
名称立川駅南口東京都・立川市合同施設
- 2022/08
- 4,000㎡
- 70人
- 約1,396万人
- 新築
事例詳細
東京都と立川市が合同で整備した立川駅南口東京都・立川駅合同施設は、地下1階から地上3階の一部が立川市専有部、地上3階の一部から7階が東京都専有部となっています。コクヨは都の専有部である、東京しごとセンター多摩と労働相談情報センター多摩事業所の空間設計と家具提案を行いました。
来所者が安心して利用できるよう、窓口カウンターはプライバシーに配慮したブース型を採用するほか、カウンセリングブースも多数配置。女性しごと応援テラスでは、キッズスペースを近接させるなど、子ども連れでも相談しやすい空間となっています。また東京都の地産材である多摩産材を利用した総合案内カウンターや相談ブースのパーティション、ロビーチェアーはコクヨと株式会社ワイス・ワイスが協業し納品しました。
上層階にはセミナー室やグループワーク室、PC教室など様々な就業支援サービスに対応する部屋を整備。5階・7階には誰でも利用できるホワイエも整備されているなど、地域に開けた庁舎として利活用されることを目指しています。
ご担当者の声
本施設は、多摩地域における雇用就業支援の強化を図るため、立川市内に新たに整備した支援拠点です。従来、国分寺市や八王子市に構えていた各事務所を立川市の本施設に移転・統合いたしました。東京都専有部には、東京しごとセンター多摩、東京都労働相談情報センター多摩事務所などが入居しており、幅広い就職支援等のサービスを提供しています。立川市専有部には、地域の魅力発信を担う施設等が入居しています。
本施設では、東京の多摩地域で生育した木材である多摩産材を内装材や家具に多く活用することで、温かみのある空間設計とするとともに、地域資源の有効活用を図りました。また、仕事探し等に関する相談を安心して行っていただけるよう、相談ブースはプライバシーに配慮した設計としました。
仕事探しや働くことなどに関してお困りのことがございましたら、本施設の利用をぜひ一度ご検討ください。
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東京都 産業労働局
雇用就業部 調整課 計画担当
小此木 瑛介氏
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事例写真一覧
3F 東京しごとセンター多摩 総合受付
カウンターや相談ブース、一部のロビーチェアーには東京都の地産材である多摩産材を利用。
3F 東京しごとセンター多摩 窓口カウンター
初回利用者との相談時に利用する窓口カウンターは、プライバシーに配慮したブース形状を採用。
3F 情報コーナー
PC等で就職活動に関する情報の検索や履歴書等書類作成ができるコーナー。イスは柔らかい雰囲気の形状・色合いを持つMonet<モネット>を採用。
3F カウンセリングスペース
仕事探しに関するアドバイザーとの相談で利用するカウンセリングスペース。テーブルはVIENA<ビエナ>の多摩産材製。
5F セミナー室
企業セミナー等に利用される部屋。可動間仕切りで区切ることで、分割利用にも対応。
5F ホワイエ
就職相談やセミナーまでの待ち時間等に利用されるスペース。ソロワークができるハイカウンターやコミュニケーションスペースを設置。
6F 労働相談情報センター事務室
2拠点を1拠点に統合したため、壁面収納等により収納量を確保。執務用イスにはing<イング>を採用。
7F セミナー室
セミナー等のイベントで利用される部屋。可動間仕切りで区切ることで、分割利用にも対応。
7F ホワイエ
就職相談やセミナーまでの待ち時間等に利用されるスペース。複数人での利用の他、ソロワークにも対応。ロビーチェアーソロスは単体利用の他、並べて使うことも可能。