【2023年】疲れにくい！ロングセラーのオフィスチェア
「ウィザード4」がリニューアル

長時間座ると疲れる、イスが身体に合わない、体格に合わせて調整したい...こんなお悩みをお持ちなら、コクヨのオフィスチェアー「ウィザード4」がおすすめです。ウィザードは2008年から販売が続くロングセラーのオフィスチェアーで、背、座、肘などの調節機能が特長の大人気商品です。

働き方が変われば、姿勢や座り方も変わります。2023年、より姿勢や身体にフィットすべく、リニューアルしパワーアップしました。今回は、「ウィザード4」のおすすめポイントをご紹介します。

ウィザードとは

2023年にリニューアルした「ウィザード4」

「ウィザード」は2008年から販売が続く、コクヨのロングセラーオフィスチェアーシリーズです。姿勢を安定させるサポート性や、身体の動きにフィットする充実した機能が特徴です。発売開始から十数年の間に進化を重ね、2023年に「ウィザード4」が発売されました。

パワーアップしたウィザード4は、腿裏への負担軽減や前傾姿勢のサポート機能が強化されました。また、環境に配慮した永く使えるサステナブル設計が取り入れられ、汚れやすい背・座クッションの交換が可能になり、従来のウィザードよりも永く愛用できるようになりました。

ウィザード4はこんな人におすすめ

ウィザードシリーズの特徴は、充実した調整機能です。体格や家具、働く環境にあわせてチェアーの高さ、角度、ロッキング強度、座り心地を自分好みにカスタマイズできます。

＜こんな人におすすめ＞

• ・オフィスチェアーに同じ姿勢で座っていると疲れを感じる
• ・高さだけでなく、座面や背もたれ、肘当ての角度なども自分好みに調整したい
• ・座っているときの姿勢や、腿裏への負担が気になる
• ・サステナブルにこだわりたい、永く使いたい
• ・オフィスチェアーを自宅でも使いたい

では、早速「ウィザード4」の機能を見ていきましょう。

特長①2つの機構が身体の動きにフィットする！

まずご紹介するのは、ウィザードシリーズを代表する仕組み「デュアルモーションメカニズム」。身体の動きにフィットし、作業に適した姿勢をサポートする機構です。

「デュアルモーションメカニズム」ここがすごい

①＜オートフィットシンクロロッキング＞

座った時に後ろにもたれると、座面もスムーズに連動。どの角度でもバランスをとりやすい快適な作業姿勢をサポートします。
・座る人の姿勢に合わせて背もたれと座面が連動して動く
・背もたれの反発力も自動調節

②＜アッパーチルト機構＞

背もたれの上部だけが柔軟に動くアッパーチルト機構。身体の小さな動きにも追随し、フィット感を圧倒的に高めます。(チルト角度10度)

デュアルモーションメカニズム搭載のメリット

座りながら伸びをしたり、振り返ったり、ワーカーは作業中に頻繁に上半身を動かします。この適度な姿勢の変化は、体内の血流を活性化させ、時間とともに蓄積する「静的疲労」を軽減。ウィザードには、着座状態での身体の動きをサポートするさまざまな機構を搭載しています。

着座姿勢と疲労蓄積速度の相関(イメージ)

特徴②背骨のS字を形状を保つための、2つのサポート機能

姿勢の崩れによる肩や腰への負担を軽減するために、「座」と「腰」の2つのサポートポイントを設けました。
座面の「ポスチャーサポートシート」が骨盤の前滑りや後倒れを防ぎ、腰部分の「ランバーサポート」が背骨のS字形状を支えます。

「ポスチャーサポートシート」と「ランバーサポート」の位置

①座：ポスチャーサポートシート

＜ポスチャーサポートシート＞

骨盤を支える面形状に設計したポスチャーサポートシートは、「ベース層」と「クッション層」の2層構造になっています。これにより、着座時の安定した姿勢の保持と、包み込み感を両立しています。
・姿勢が崩れる原因のひとつである骨盤の前滑りを防止
・体圧分散を適正にすることで、長時間の作業を快適に

＜前傾姿勢をサポートするオープンポジションスリット＞

さらに、座クッションの底面に溝形状を施し、腿裏への圧迫感を軽減。 前傾姿勢時に偏りがちな体圧を適正に分散させることで、長時間の作業でも姿勢が崩れにくくなります。

②腰：ランバーサポート

腰の部分には、背もたれ面の形状を調節できる「ランバーサポート」を標準搭載しています。
レバーを横方向にスライドさせることで、2段階切り替えが可能です。
・背骨がフラットに近い"I"字形状 (下図左)
・湾曲の大きい"S"字形状 (下図右)

ランバーサポートのイメージ

背もたれ裏のランバーサポート調節レバー

その他の背、座面調節機能

ほかにも、体格や好み、姿勢に合わせて座面や背の角度を調整できる機能があります。

＜ロッキング＞

・ロッキング反力 (下図左)
背もたれのロッキング(後ろに倒れる硬さ)を5段階に簡易調整ができます。
・ロッキング角度範囲 (下図右)
0度、6度、13度、20度の4段階から選択可能です。

＜座の高さ・奥行き＞

デスクの高さや体格、作業姿勢に合わせて、座の高さや奥行きを好みの位置に調節可能です。上下ストローク：90mm、奥行ストローク：50mm

特長③可動肘：クランクスライドアーム

ウィザード4には4つの肘タイプがありますが、そのうち「可動肘」は、高さ、前後のスライド、左右への角度調節が可能です。

ウィザード4では、可動肘の前後のスライドがさらに大きくなり。働く場所やワークツールの変化に適した、作業姿勢をサポートします。

＜働き方とデバイスによる姿勢の変化にも対応＞

3D曲面の肘当てが、前後に無段階でスムーズに動くことで、前のめりの前傾姿勢でも、リラックスした後傾姿勢でも、肘当てを身体に近い位置に移動できます。

NEW！再生材の採用と、サステナブル設計

オフィスチェアーは数多くのパーツで構成されます。ウィザード4では、各パーツの素材に再生材を採用するなど、環境への配慮にこだわりました。

2008年の発売からシリーズ累計で約180万kgの廃棄プラスチックをリサイクルし、環境負荷低減に貢献しています※2022年時点

<汚れやすいパーツが交換できる>

汚れやすい背クッションと座クッションが交換可能になったことで、従来のウィザードより永く使えます。

バリエーション

ウィザード4は、背、肘、脚のタイプ、カラーなど、バリエーションも豊富です。ここでは、その一部をご紹介します。

■「ウィザード4」の詳細情報は、こちらをご覧ください
・サイズや詳しい仕様：「総合カタログ」
・全バリエーションや組み合わせ：「ウィザード4のバリエーション」

背のタイプ

背のタイプは、アディショナルバック、ハイバック、ローバックの3種類。

左から、アディショナルバック、ハイバック、ローバック

肘のタイプ

ウィザード4は、可動肘、アルミ肘、T字肘、サークル肘の4種類の肘タイプがあります。 それぞれの肘は、肘なしタイプの本体に取付可能です。

＜肘の特長＞
・可動肘：高さや角度を調節可能
・T字肘：オプションで「かばんフック」を取り付けられる
・サークル肘：抗菌剤入り(※)

可動肘、T字肘、アルミ肘、サークル肘(抗菌剤入り※)

※抗菌加工されていない製品の表面と比較し、24時間後に99%の細菌が減少。抗菌性は国際標準ISO22196に準じた試験結果に基づきます。無機抗菌剤・練込サークル肘 JP0122675X0010F

脚のタイプ

脚タイプは、3種類あります。
樹脂脚ホワイトは、防汚性に優れた「クリーンテクトコーディング」を表面に施しています。

樹脂脚(ホワイト)、樹脂脚(ブラック)、アルミポリッシュ脚

オプション

オプションで、背面に「ハンガー(抗菌剤入り※)」や、肘に「かばんフック」(T字肘のみ)を加えることもできます。

左)ハンガー：全ての品番に取り付け可能。抗菌剤入り。
右)かばんフック：T字肘のみに取付可能。

※抗菌加工されていない製品の表面と比較し、24時間後に99%の細菌が減少。抗菌性は国際標準ISO22196に準じた試験結果に基づきます。無機抗菌剤・練込サークル肘 JP0122675X0010F

カラーバリエーション

カラーバリエーションは、
本体2色、背・座(布)10色、背・座(エコPCVレザー※)3色。

定番のシックなカラーと、オフィス空間を明るく華やかな彩りが特長です。
※エコPCVレザー：耐アルコール、耐次亜塩素酸ナトリウム性能を持ったレザーです。

全てのバリエーションはこちらのページをご覧ください。

「ウィザード4」色の種類とカラーバリエーション例

サイズ

背や肘のタイプにより、高さ幅などのサイズが異なります。
詳細は、「コクヨ総合カタログファニチャー編」をご覧ください。

進化したロングセラーを体験しよう

コクヨ品川ショールーム

新しくなった「ウィザード4」の充実した機能をご紹介しました。オフィスワーカーにとって、チェアーは長い時間を共に過ごす家具です。身体への負担や、使用ストレスを減らすためにも、身体の動きにフィットするチェアーを選ぶことが重要です。ぜひ、実際に座ってみてお気に入りの一脚を探してみませんか？

全国にあるコクヨのライブオフィスやショールームでは、たくさんの製品をお試しいただけます。実際に触れてぴったりの製品をお選びください。