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2022.12. 8[ 家具 ]
コクヨコラム編集部
最終更新日:2023年12月27日
オフィスリニューアルやレイアウト変更の際、それまで使っていた家具が新しい空間のイメージや使い方に合わないため、買い換えたという経験はないでしょうか?出社率や働き方など環境変化が多い今、都度買い換えていてはコストも労力もかかり、非効率です。また、新しい働き方を取り入れようとしても、家具の入れ替えがネックになり頭を悩ませているという方も多いでしょう。そこで今回は、オフィスの変化に柔軟で、永く使える、さらにメンテナンスが簡単なサステナブル性の高いコクヨのオフィス家具を紹介します。
目次
▽環境変化の多い今、さまざまな働き方やワークシーンに対応できる家具を選ぼう
▽機能と汎用性、 豊富なパーツが交換できる、 コクヨのオフィス チェアー
▽フレキシブルワークをサポートするチェアーpallo(パロ)
コロナ禍をきっかけにリモートワークが一般化したことで、ハイブリッドワーク(※)やABW(※)の導入が進み、働き方だけでなく働く場も大きく変わり続けています。オフィスのレイアウトや家具変更、オフィスのリニューアルが増えていますが、その際の家具選びで意識したいのが、「オフィスやワークスタイル、使う場面が変わっても対応できるか」、「メンテナンスが容易か」つまり「永く使えるか」というポイントです。
※ハイブリッドワーク:オフィス勤務とテレワークを柔軟に組み合わせた働き方
※ABW(Activity Based Working):「時間」と「場所」を自由に選択できる働き方
リサイクル素材、CO2排出量など、サステナブルの基準はたくさんありますが、「永く使える」こともサステナブルのひとつです。環境にやさしい素材でも、働き方やオフィス空間の用途が変わるたびに家具の買い替えが必要では、サステナブルから離れてしまいます。反対に、幅広いワークシーンや用途で使える家具があれば、転用もしやすく将来的に永く使い続けることができると言えます。
■オフィス家具のお悩みポイント
・オフィスリニューアルや用途が変わるたびに家具を買い替えて大変
・家具選びがネックになって新しい働き方の導入が進まない
・パーツ交換ができず、汚れや機能に問題のある家具を使い続けている、捨てるのがもったいない
・用途が限られていて、別の場所での転用が難しい
これらのお悩みの解決方法は、オフィス家具の機能面と汎用性をチェックすることです。しっかり執務できるか、長時間座っても疲れないかといった基本的なチェアーとしての機能に加え、場所が変わっても使えるか、背、脚、カバーといったパーツ交換が容易かなど、オフィスが変化することを前提としたポイントを押さえるとよいでしょう。
次からは、「永く使える」ことに注力したコクヨの製品を紹介します。 オフィス管理に携わる方なら一度は思う「執務エリアにもカジュアルな空間にも対応できて、汚れや必要に応じてパーツも色も簡単に交換できる、使い勝手のいい永く愛用できる家具がほしい!」にこたえる、コクヨのチェアー「pallo(パロ)」、「Liite(リーテ)」そして「Monet(モネット)」をご紹介します。
■永く使えるポイント
・機能性:しっかりワークできるチェアーとしての性能
・メンテナンス:容易にパーツが交換でき、永くいい状態を保てる
・豊富なバリエーション:組み替えることで多様なシーンやアクティビティに対応
コンパクトなフォルムとワークに最適な座り心地。フレキシブルな働き方をサポートするチェアー
「pallo(パロ)製品サイト」※2023年1月発売予定
ころんとしたフォルムが愛らしい、コンパクトでもしっかり機能が詰まったカジュアルチェアー
コンパクトでカジュアルなワークチェア「pallo」紹介映像
・前傾チルト:座の前方に荷重を加えると座面が前に傾く
・オートアジャストロッキング:座る人の体重に合わせてロッキング強度を自動調節
(左)前に5度傾く前傾チルト。
(右)操作なしで角度を自動調節するオートアジャストロッキング。ロッキング角度は12度。
・座り心地を保ちながらもサイズを最小限にまでコンパクト化
・ひじ掛けが短くデスクなどにぶつかりにくいため、様々なシーンで活用しやすい
・座面が円形で、立ち座りがスムーズ
・背もたれや座面を工具なしでワンタッチで着脱でき、パーツ交換がしやすいロングライフ設計。
・カラーバリエーションは11種類で、定番色からトレンドカラーまで豊富なラインナップ。
カラーや本体、背のタイプなどの組み合わせは108通り以上です。 ワントーンで揃えたり、さまざまな印象が楽しめます。
組み合わせは108通り以上で、空間の雰囲気やテーマカラーなどに合わせて選ぶのもおすすめ。(写真はバリエーションの一例です)
リビングライクなデザインとワーク機能を両立。 働く空間に優しく馴染むカジュアルチェアー
「Liite(リーテ)製品サイト」※2022年12月発売予定
カラーとパーツのバリエーションが豊富な「Liite(リーテ)」
・座が前傾3度、後傾6度に傾き、執務にも適した機能
・三次元形状のチップモールドウレタンが、安定した姿勢の保持をサポート
前後に傾くチルト機構(左)、包み込むようなフォルムの座と背(右)
・背部分はファブリック素材のクッションタイプと、すっきりとした印象の樹脂タイプの2種類。
・脚は4本脚、キャスター脚、昇降脚、木脚の4パターン。
・カラーバリエーションも豊富で、空間に合わせた組み合わせを楽しめます。
(背座:ファブリックタイプ11色、本体(樹脂)3色 脚:5種類)
木脚タイプ(左)、4本脚タイプ(右)
背クッションタイプ(左)、背樹脂タイプ(右)
・背クッションタイプ
クッションタイプは、背と肘部をファブリックで包んだ優しい印象のデザイン。ファブリックの内側にスラブポリウレタンを使用し、背当たりもソフトです。
・背樹脂タイプ
樹脂製のシェルが、軽快ですっきりとした印象。バイオマスプラスチックであるTEXa樹脂(※)特有の質感が、温かみを感じさせます。
好みと使う場所に合わせ、背と脚のタイプが選べ、必要に応じて組み換えや交換ができる
・背のクッションはスナップボタン式で簡単に交換可能※洗濯不可
・樹脂シェルの一部に、農業廃棄物であるパーム油の搾り房(非可食部)を再利用したバイオマスプラスチック(TEXa)を使用(※)
・座クッションにリサイクル素材のチップモールドウレタンを使用(※)
※バイオマスプラスチック(左):石油由来のプラスチックと比較して、二酸化炭素排出量が少ない素材
※チップモールドウレタン(右):家具、車、一般雑貨の製造過程で発生するウレタンの端材を粉砕し、圧縮成形したリサイクル素材
さらにデザイン性やカラー、機能にこだわりたい人におすすめなのが「Monet(モネット)」(21年7月発売)です。インテリア性の高い豊富な組み合わせと、充実した機能を兼ね備えたタスクチェアーで、一度購入して終わりではなく、パーツ単位で交換してデザインを変更することもできます。人気のモノトーンカラーにしたり、背もたれを変えて個人席からラウンジスペースへ転用したりなどさまざまな空間や用途転換にフレキシブルです。お気に入りの組み合わせをカスタマイズしてみませんか?
Monet(モネット)製品サイト
働き方と共にオフィス家具も日々進化を続け、様々な製品が登場しています。デザインや機能も多様化し、何を選んでいいのか迷ってしまいますが、ポイントは3つあります。
①自社のオフィスにはどんなアクティビティや使い方が多いのかを見極める
②カタログなどで気になる家具を探す
③実際に触れてみる
これらのなかでも特に大事なのが①です。しかし、予定が決まっていなかったり、流動的な要素も多いこともあり、迷ってしまうこともあるかもしれません。そんな時には、ぜひコクヨにご相談ください。ぴったりの家具探しをしてみませんか?
■関連リンク
「オフィス家具2023年新製品・拡充品」
「コクヨ総合カタログ2023」
「オフィスに必要なアクティビティは?7つのアクティビティ分類で考える。」
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