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働き方用語辞典 「BX(ビジネス・トランスフォーメーション)」

公開日:2024.7.11

執筆:コクヨコラム編集部

#DX #働き方用語辞典

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働き方用語辞典 「BX(ビジネス・トランスフォーメーション)」

BX(ビジネス・トランスフォーメーション)

デジタル化することでビジネスモデルを見直し、競争力を強化させる取り組み

「BX(ビジネス・トランスフォーメーション)」とは、デジタルツールを活用し、業務効率の改善や売上向上などを目的に、改革や見直しを行うことです。業務のデジタル化だけでなく、社員の意改革識や働き方改革なども含まれます。


具体例として、人事や財務、経理、法務などに関する業務・生産プロセスや顧客情報を、システム化して一括管理など、様々です。

■BXの2種類のアプローチ方法

BXは、大きく2つに分類することができます。

・BMX(ビジネスモデルトランスフォーメーション)
従来のビジネスモデルを変革することや新しいビジネスモデルを創出すること
例)既存の売り切り型から、サブスクリプションモデルへの移行

・BPX(ビジネスプラットフォームトランスフォーメーション)
ビジネスプラットフォーム(サービスやシステムを運用するための基盤)を変革すること
例)エクセル管理から、アプリケーションやAI技術の導入へ転換

■BXとDXの関連性

いずれもデジタル化を通した業務改革という点では共通していますが、それぞれ目的が異なります。

・DX(デジタル・トランスフォーメーション)
デジタル技術を活用して、社内全体を変革することが目的

・BX
業績や業務効率化の向上が目的

社内全体のBX(業務変革)を進めるにあたり、デジタル技術を活用した効率改善、ツールの導入やそのためのインフラの見直しは、検討を避けることができない要素です。

現代の働き方やオフィス環境において、BX(業務効率化)の成功にはDX(デジタル・トランスフォーメーション)は切り離すことのできない関係といえます。

ビジネススタイルや生活スタイル、消費者のニーズが大きく変化し、企業もこれらの変化へ対応するために、システムの導入やIT技術の活用が避けられなくなっています。コストや人材などを考慮しながらBXを推進させると、業務改善だけでなく、社会のニーズを満たすことができるようになるでしょう。

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