HOME > オフィスづくりに役立つコラム > 働き方用語辞典 「α世代(アルファ世代)」
2023.5.17[ その他 ]
「α世代(アルファ世代)」とは、定義が明確には決まっていませんが、2010年代から2020年代の中盤~終盤にかけて生まれた世代のことを指します。Z世代の次の世代であり、Y世代(ミレニアル世代)の子どもにあたります。
2025年には全世界で約20億人にまで増えると予想され、歴史上でも最大数の世代になることから、今後ビジネス業界においても大きな影響力を持つと注目を集めています
各世代は国や地域により若干差があることがありますが、一般的には以下のように分けられます。
α世代の名称は、ギリシャ文字の1番目の文字である【α】に由来し、「(ラテン文字の終わりである)【Z】世代に次ぐ新しい世代」という意味が込められています。これまで、X、Y、Zと続いたラテン文字から新しくギリシャ文字にリセットされ、新時代の始まりをイメージする名称として考案されました。
1.高度なデジタルネイティブ
・生まれた時からデジタル機器に囲まれ、Z世代よりもさらにデジタルネイティブである
・オンライン教育やタブレット、プログラミング授業により、デジタルリテラシーが高い
2.タイムパフォーマンス(時間に対する効果)を重視する
・情報量の多い環境に育ち、コンテンツの倍速再生や飛ばし読みをしたり、欲しい情報のみが効率よく得られるツールやSNSを好む
3.ダイバーシティ・多様性を重視する
・Z世代と同様に、人種や性別、年齢、文化などの違いや働き方、恋愛観などの価値観など、個々の考えを容認し尊重する傾向がある
4.バーチャルに抵抗がない
・オンライン上でのゲームやサービスの利用、仮想空間上での交流など、バーチャル空間での活動や消費に抵抗がない
今後、大きな消費力が期待されるα世代ですが、2023年基準ではまだほとんどが小学生以下の子どもです。そのため、α世代のみならず、その親であるミレニアル世代の特徴も考慮し、両方へのマーケティング施策が有効でしょう。
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