2023.3.23[ その他 ]

働き方用語辞典 「Z世代(ゼット世代)」

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働き方用語辞典 「Z世代(ゼット世代)」 働き方用語辞典 「Z世代(ゼット世代)」

Z世代(ゼット世代)

1990年代中盤から2010年代に生まれた世代

「Z世代(ゼット世代)」とは、明確に定義はされていないものの、一般的に1990年代後半から2010年代に生まれた世代のことを指します。この「Z」は、1960年から1970年生まれの世代がアメリカでは「ジェネレーションX(X世代)」と呼ばれ、続く世代をY世代、Z世代とアルファベット順に名付けたことに由来します。
国や地域により若干差があることがありますが、一般的には以下のように分けられます。

・X世代:1960年から1970年生まれ
・Y世代(ミレニアル世代):1980年頃~1990年代後半生まれ
・Z世代:1990年代後半~2010年代生まれ
α世代(アルファ世代):2010年代~2020年代生まれ

Z世代が注目を集める理由は、2020年時点で世界人口の約3分の1を占めているためです。今後、社会や経済に対して大きな影響を与えていくことが予測されています。

Z世代は、他の世代にない視点や価値観、行動基準を持つのが特徴です。

■Z世代の特徴

1.デジタルネイティブ
・幼少時代からパソコンやスマホを使い、ソーシャルメディアでのコミュニケーションが日常的
・TVや新聞、雑誌などよりも、WebメディアやSNSで情報収集する機会が多い

2.個性を重視する
・ブランドや新しいものよりも、自身の価値観や自分らしさ、ユニークさが選択基準

3.多様性を尊重する
・環境問題や差別問題、LGBTQなど、社会問題を学ぶ機会が多く、関心が高い傾向がある

4.体験価値やエシカルな消費を重視
・購入したモノからどのような体験ができるのかや、タイムパフォーマンスを重視する
・環境や人、社会に配慮した消費(エシカル消費)を好む傾向がある

5.現実主義
・不安定な社会状況が続く要因から、安定や現実を重視する着実志向

日本では少子高齢化が進み若者の人口が減少していますが、購買力のあるZ世代に向けた商品開発やマーケティングは欠かせません。今後、Z世代の特徴やニーズに焦点を合わせた、デジタルコンテンツやSNS戦略がますます盛んになっていくことが予測されます。

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