働き方用語辞典 「JIS規格」

JIS規格(日本産業規格)

産業製品に関する規格や測定法などを定めた日本の国家規格のこと

「JIS規格(ジス規格)」とは、産業製品に関する規格や測定法などを定めた日本の国家規格です。正式名称は「日本産業規格」で、JIS(ジス)は、「Japanese Industrial Standards」の略称です。

JIS規格で定めている製品は、自動車や電化製品などの産業製品だけでなく、文字コードやプログラムコードなどの情報処理、サービスなど様々です。

1949年以来、日本工業規格と呼ばれていましたが、法改正に伴い2019年7月1日より、日本産業規格へと変更されました。

「JIS規格」は、国際標準と整合性を図るため、国際規格のISO(国際標準化機構)やIEC(国際電気標準会議)を翻訳し作成されています。

■JISマーク表示制度

国に登録された登録認証機関から認証を受けた事業者だけが、認証を受けた製品に対してマークを表示することができる制度です。

JISマークを表示することで、取引の単純化をはじめ、品質の向上や鉱工業品等の互換性、安全・安心の確保及び公共調などを図ることができます。

マークは、鉱工業品、加工技術、特定側面の3種類に分かれています。

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  鉱工業品

• 

  加工技術

• 

  特定側面

図の出典：日本産業標準調査会