HOME > オフィスづくりに役立つコラム > 働き方用語辞典 「ジョブクラフティング」
2022.12.15[ 働き方 ]
ジョブクラフティング(Job Crafting)とは、自身の仕事に対する捉え方、進め方、周囲との関わり方を工夫することで、やりがいや満足度、ワークエンゲージメントを高めるためのアプローチです。
ジョブクラフティングには3つの観点があり、仕事を「やらされている」から「やっている」という感覚が持てるよう、認識や行動の変容を目指します。
・仕事の中身がより充実したものとなるように、仕事の量や範囲を変化させる
具体例)目標設定や優先順位をつけたスケジュール管理
・仕事で関係する人々との関わり方を調整
・サポートや前向きなフィードバックをもらい、仕事への満足感を高める
具体例)職場の先輩に自ら仕事のアドバイスを求める
・仕事の目的や意味を捉えなおしたり、興味関心と結び付けて考える
・やりがいや前向きに取り組めるように工夫する
具体例)仕事が自分の将来に与える意義を考える
ジョブクラフティングに取り組むことで、ワーカー、企業双方に次の効果が期待されます。
・能動的に仕事に取り組むようになり、パフォーマンスが向上する
・自分らしさや新しい視点を取り込むことで、創造的なアイデアが生まれやすくなる
・業務への参画意識や理解度の向上、離職率の低下
このように、ジョブクラフティングに取り組むことは、成長実感を得たり将来のキャリアの展望を持つきっかけになるだけでなく、ワークエンゲージメントの改善にもつながる可能性を持っていといえます。
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