2022.12. 8[ 働き方 ]

働き方用語辞典 「ワーク・ライフ・バランス」

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働き方用語辞典 「ワーク・ライフ・バランス」 働き方用語辞典 「ワーク・ライフ・バランス」

ワーク・ライフ・バランス

仕事と仕事以外の生活のバランスを取り、その両方を充実をはかる考え方

ワークライフバランスは言葉のとおり、「仕事と生活の調和」という意味です。仕事や仕事以外の生活(趣味や学習、育児や介護、余暇や地域活動など)のバランスをとり、その両方を充実させる働き方や生き方を指します。

ワーク・ライフ・バランスの考え方が生まれたのは1980年代後半のアメリカです。女性の社会進出増加により、政府や企業が家庭との両立がしやすい環境整備を進めました。そして、ワークライフバランスの考え方が全ての労働者にとって重要な概念であるとして、施策や対象範囲が広がっていきました。

日本では、2007年に「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」「仕事と生活の調和推進のための行動指針」が策定され、「国民一人ひとりがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる社会」実現を目指しています。

ワーク・ライフ・バランスが保たれ、多様な働き方や生活、生き方が選択できることは、企業・個人それぞれにとってメリットがあります。企業にとっては多様な雇用を実現することで、社員の定着率や仕事へのやる気、モチベーションが向上したり、社員にとっては雇用の安定、生活の時間が確保により自己実現や自己研鑽ができ、身心の健康を保つことにもつながります。

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