HOME > オフィスづくりに役立つコラム > 働き方用語辞典 「ナノインフルエンサー」
ナノインフルエンサー
1,000人～10,000人程のフォロワーを持つインフルエンサー
「ナノインフルエンサー」とは、フォロワー数が1,000人～10,000人規模の、SNS上や市場で世間や消費者に対して大きな影響力を持つ「インフルエンサー」を指します。ナノインフルエンサーは、比較的フォロワー数が少ないため、フォロワーとの距離が近く影響力が強いのが特徴です。
■インフルエンサーの種類
インフルエンサーは、フォロワー数によって大きく4つに分けることができます。
・ナノインフルエンサー：数千～1万人
・マイクロインフルエンサー：1万～10万人
・ミドル(マクロ)インフルエンサー：10万～100万人
・メガインフルエンサー：100万人以上
■ナノインフルエンサーのメリット
・エンゲージメント率が高い
フォロワー数が少ない分、ユーザーと距離が近く関係が強いことから、投稿に対して興味を持ち、いいねやコメント、シェアなどの反応をする傾向にある
・ニッチ層へのアクセス
特定のコミュニティや分野に特化して関与しているため、ニッチなユーザー層へ影響を与えることができる
・コストを抑えることができる
メガ/マクロインフルエンサーに比べ報酬が低いため、低コスト・低リスクで起用することができる
■ナノインフルエンサーのデメリット
・リーチできる範囲が限定的
フォロワーが少ないため、影響力を発揮できる範囲が狭く、認知度の拡大が目的の場合は向いていない
・経験不足
キャリアが浅く、経験や専門的なスキルが不足していることがあり、品質の低下や共同制作における進行管理能力の欠如など、問題につながる可能性がある
・選定するのが難しい
ナノインフルエンサーの数が多いため、最適なインフルエンサーの選定に難航することがある
ナノインフルエンサーは、プロジェクトを遂行するにあたり不慣れなことも多いため、トラブルを未然に防ぐためには、頻繁にコミュニケーションを取り、スケジュールやコンテンツの管理など、随時確認する必要があります。また、投稿後も、フォロワーと積極的にコミュニケーションを取っているかなどチェックすると、より効果的なプロモーションを行うことができるでしょう。
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