- #ユニバーサルデザイン
- #サイン計画
広島市6区役所
サービス標準化を実現した6区役所窓口改善
- Point1
- 全区役所の窓口環境標準書を作成
- Point2
- サイン計画
- Point3
- 待合スペースの拡張
名称広島市6区役所
- 2015/01
- - ㎡
- 240人
- 約1,188,000人
- 改築
事例詳細
広島市は、基本コンセプト『職員による魅力的な区役所づくり』を実現するため、平成25年度に市内全8区役所の窓口改善に向けた計画策定業務を委託。コクヨは全8区役所の窓口環境の標準書(スタンダード)作成を受託するとともに、全区役所のワーキング部会に参画し、改善レイアウト及びサイン計画を作成しました。
翌平成26年には、WTO(国際調達)にて実施工事の委託入札が行われ、8区役所中6区役所をコクヨで受注。快適で機能的な窓口空間を実現しました。また、各区ごとに独自のオフィステーマを設定することにより、各区の独自性を表現することが出来ました。
対象面積…西区:820㎡、中区:930㎡、佐伯区:825㎡、南区:760㎡、東区:725㎡、安芸区:550㎡(いずれも1階のみ)
事例写真一覧
安芸区役所
テーマは“充実したサービス”
カウンターラインを変更し、狭かった待合スペースを拡張。改善後は席数、通路幅ともに十分に確保しました。ロビー内には、気軽に寄合える交流スペースを設けました。(写真右下)
安芸区役所
テーマは“充実したサービス”
待合を囲むような曲線カウンターを配置。カーペットの色分けにより、メイン動線を表現しました。
中区役所
テーマは“スピード感とおもてなし”
曲線のカウンターを採用し、全ての窓口が一望できるようになりました。待合ロビーでは各窓口への動線をきちんと確保するとともに、記載台・ロビーチェアー・カウンター・カウンター前チェアはユニバーサルデザイン家具で統一しました。
中区役所
テーマは“スピード感とおもてなし”
吊下げサインと仕切り板のサインで窓口番号をわかりやすく表示。カウンター上のサインには、手元を照らすLED照明を設置しています。
佐伯区役所
テーマは“ゆとりある やさしいおもてなし”
呼出し番号表示モニターの設置によって中央部に集約し、スペース効率を高めた待合ロビー。玄関ホールからの視認性を向上させるよう、カウンターラインを曲線にしています。
佐伯区役所
テーマは“ゆとりある やさしいおもてなし”
銀行等の配置を検討することでスペース効率を高めた待合ロビーには、休憩スペースや授乳室を設置できました。
西区役所
テーマは“明るく わかりやすく くつろげる”
執務エリアをコンパクトにまとめることでカウンターラインを下げ、待合スペースを拡張。十分な通路幅を確保すると共に、ブース形式の窓口カウンターでプライバシーに配慮しています。青色を基調とした窓口において、総合案内はわかりやすいようオレンジ色を採用。
西区役所
テーマは“明るく わかりやすく くつろげる”
待合ロビーでは、車イス利用者でも安心して通れる通路幅を確保しています。待合イスはユニバーサルデザインのマドレを採用。キッズスペースも新設し、子ども連れにも配慮しています。
南区役所
テーマ“ゆとりあるおもてなし”
カウンターラインを下げ曲線にすることにより、カウンターと待合スペースの間が広がりました。混雑する証明発行・交付カウンター前にも、充分なスペースを確保しました。
南区役所
テーマ“ゆとりあるおもてなし”
保険年金課の待合ロビー。ユニバーサルデザインのロビーチェアは床面と明度差をつけ、視認性を高めています。
東区役所
テーマ“市民へ話題提供”
出入り口正面の総合窓口は目立つよう内照式サインを使用。記載指導が行えるよう、カウンター機能を持たせています。ロビーチェアはユニバーサルデザイン対応のマドレを採用しました。
東区役所
テーマ“市民へ話題提供”
カウンターラインを下げることにより、十分な通路幅を確保。窓口から待合へ出る動線には、セキュリティに配慮したスイングドアを設置しました。