ご担当者の声
多くの自治体と同じように、狭山市においてもコロナ禍を機に働き方に変化が現れ、テレワークやWeb会議などの新しい働き方に触れる機会が増えていきました。そうした中、感染拡大が収束に向かったとしても、この変化を継続していき、職員一人ひとりが働きやすいと感じる新しい働き方を構築していく必要があると感じていました。
そこで、全庁的な今後の働き方についての基本指針を定めることとし、その最初の取組として福祉エリアの改修を行いました。
新しい働き方の基本指針の策定に際しては、コンセプトを打ち出すためのワークショップの開催や、全職員を対象としたアンケートやウェビナーを行うなど、策定していく過程で多くの職員に対する意識づけが出来たと感じています。
改修前の福祉エリアについては、窓口におけるプライバシー確保の脆弱性や、度重なる組織変更による執務室内の煩雑化など、市民と職員の双方にとって快適性の低い空間でしたが、基本指針に盛り込んだフェーズフリーの考え方などによって課題を解決することが出来ました。
今後は、改修を行った福祉エリアに留まらず、全庁へ広めることでより良い職場環境の構築とこれまで以上の市民サービス向上を目指していきます。
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狭山市
行政経営課
髙木氏
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コクヨ担当者
狭山市では働き方が急速に変化する中で、全庁的な新しい働き方基本指針策定の必要性を実感され、その最初のステップとして1階福祉部門の改修を実施致しました。
将来の狭山市があるべき姿から逆算して策定した新しい働き方基本指針をベースに空間構築にあたっては、待合空間・執務空間ともに、非常時や将来変化にスムーズに対応できる空間を目指し、“フェーズフリー”の考え方を取り入れました。さらに、待合空間ではわかりやすい窓口を目指し、動線やカウンターライン・サインの見直し、執務空間では職員の業務生産性向上につながる打合せスペースの設置や文具の共有化等を行いました。
今後とも、新しい働き方の全庁展開を目指し、「場」「意識」「運用」等様々な観点から支援させていただければと思います。
コクヨマーケティング
関東支社 埼玉支店
神山 智
コクヨマーケティング
空間ソリューション本部
三澤 由美
コクヨマーケティング
空間ソリューション本部
沼 孝行