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都城市役所
総合窓口導入を視野に入れた窓口レイアウト改善
- Point1
- 将来的な変化を踏まえた窓口改善
- Point2
- 「可変性」をキーワードにした新レイアウト
- Point3
- 市民ファーストの視点でわかりやすい窓口
名称都城市役所
- 2018/05
- 2,821㎡
- 262人
- 約166,000人
- 改築
事例詳細
宮崎県内で2番目に人口が多い都城市はマイナンバーカード交付に力を入れており、その交付率は26.3%と全国1位を誇ります(平成30年6月時点)。都城市はマイナンバーカードの活用にも積極的に取り組んでおり、マイナンバーカードを活用した証明書交付サービスのコーナーを設置するとともに、将来的な総合窓口化も視野に入れた窓口改修が実施されました。
コクヨはゴールデンウィーク中の短期間で1階と2階税フロアの窓口改修を実現しました。将来的な変更を見据え、可変性の高いユニット式のカウンターや着脱式サインを採用。ユニバーサルデザインに配慮した家具やプライバシーの確保、わかりやすいサイン計画などで都城市のあるべき姿を具現化しました。
ご担当者の声
都城市の窓口レイアウト改善の最も重要なテーマは「可変性」でした。毎年のように制度改正が行われている現状、電子行政分野におけるオンライン化原則、自治体戦略2040構想研究会に示された人口縮減時代におけるスマート自治体への転換等、我々自治体が抱える課題に柔軟に対応できる窓口を構築することができたと考えています。
特に、将来的には窓口への来訪者が少なくなることを想定し、既存カウンターの組替によって、相談に配慮した窓口へ転換可能な点は、他市にない斬新なコンセプトです。
併せて、市民ファーストの視点から、居心地がよくわかりやすい窓口を志向し、市民からも大変好評をいただいています。また、市が力を入れている市のPRに寄与する工夫も随所に盛り込みました。
事例写真一覧
1F 総合案内・ウェルカムボード
正面玄関入ってすぐの吹抜けスペースを庁舎の顔として整備。来庁されたお客様を市民サービス向上のために配置された「おもてなしガイド」が出迎えます。
1F ウェルカムボード
総合案内横に整備されたウエルカムボード。来庁者の動線に沿って都城市の魅力を発信するだけでなくロビーで利用されるさまざまな備品の倉庫としても活用されています。
1F 待合
各課で窓口サインと執務エリア内ローパーティションを色分けし、わかりやすさに配慮しました。記載台の背面には掲示ボードを配置しています。
1F 待合
ロビーチェアー、記載台、カウンター、カウンター前イスは全てユニバーサルデザインに配慮した家具を採用しています。
1F 保育課・子ども課窓口
授乳室、絵本コーナーを整備。(絵本コーナーは都城市歴史資料館の門をモチーフにした造作家具)
1F キッズコーナー
市民窓口と子育て関連部門の間にキッズコーナーを整備。
収納上部をベンチタイプとしたことで、保護者が子どもを遊ばせながら座って待つことができます。
1F 介護保険課窓口
待合席の通路側にローパーティションを配置し、通路から待合が見えにくいよう配慮しています。また、待合椅子も窓口を向かないようセキュリティに配慮しています。
1F 福祉課窓口
介護保険課同様待合席の通路側にローパーティションを配置し、通路から待合が見えにくいよう配慮しており、待合椅子も窓口を向かないようセキュリティに配慮しています。
1F 待合
掲示物配置のルール策定に伴い、番号表示ディスプレイ下部に掲示ボードを配置。
1F 相談室
会話内容のプライバシー配慮のため、相談室内に吸音パネル、サウンドマスキング、レベルメーターを設置。