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長野県企業局
働き方と時間マネジメントによる「柔軟で俊敏な組織」の実現
- Point1
- ABWの実践
- Point2
- フリーアドレス制の導入
- Point3
- ペーパーレスワーク環境の整備
名称長野県企業局
- 2019/01
- 343㎡
- 33人
- 約206万人
- 改築
事例詳細
長野県企業局は、職員が自ら働き方と時間をマネジメントし、複雑化するミッションに対応する「柔軟で俊敏な組織」への転換を目指し「しごと改革・働き方改革」推進事業の一環として、オフィス変革を実施。コクヨは公募型プロポーザル受託を経て、レイアウト設計から家具納品までを行いました。
改修後は執務室を【レセプションエリア】【フリーアドレスエリア】【イノベーションエリア】【マネジメントエリア】で構成。イノベーションエリア内には「ミーティング」「フィーカ」「ロックイン」など多様な場を設け、職員が業務に応じて働く場を選択できるよう配慮しました。執務スペースにはフリーアドレス制を導入し、自席に縛られない働き方の実現により、働きやすさ向上と部門を越えたコミュニケーションの活性化を実現しました。
ご担当者の声
長野県企業局の「しごと改革・働き方改革」の一環として、執務室内の紙文書等を削減することで、新たな空間を創出し、仕事の内容に合わせて場所を選べる環境作りに取り組みました。業務に応じて席の配置を柔軟に変更できるフリーアドレスや、「ミーティング」、「フィーカ」、「ロックイン」などの多様な場の活用により、職員からは「働きやすくなった」、「以前に比べて意志決定や対応の迅速化を感じるようになった」、「職場内のコミュニケーションが活性化され、活気が感じられるようになった」との声が多く聞かれます。 今回は本庁におけるハード面を中心とした改革となりましたが、今後はソフト面を含む企業局全体の取組へと深化させるとともに、職員一人一人が時間や場所など自らの働き方をマネジメントし能力を最大限に発揮することで、目に見える形で実効を上げていけるよう、「しごと改革・働き方改革」の取組を進めていきたいと思います。
事例写真一覧
レセプションエリア・フリーアドレスエリア(執務エリア)
ハイカウンターを設置し、来庁者対応スペースを明確化。ホスピタリティの向上とセキュリティの確保を実現。
レセプションエリア・フリーアドレスエリア(執務エリア)
フリーアドレス制を導入した執務エリア。
レセプションエリア・フリーアドレスエリア(執務エリア)
フィーカエリア
リラックスした打合せスタイルで、コミュニケーションの活性化、柔軟な発想を誘発する空間。
ミーティングエリア
来庁者も訪れるため、明るい配色の会議イス Any(エニー)を採用。職員の自由な発想への効果も期待。
ロックインエリア
職員の業務効率向上を図った集中作業ブース。イスはing(イング)を採用。
イノベーションエリアへの動線
水力発電ジオラマ模型を展示しているミーティングエリアは来庁者も訪れるため、動線を明確化しセキュリティに配慮。
フリーアドレスエリア(執務エリア)
個人ロッカーに天板を設置し、カウンターの一部として使用。
マネジメントエリア
意思決定の迅速化のため、TV会議が可能な電子黒板やホワイトボードを設置。
テーブルは可動式を採用し、災害対応にも配慮。
システムエリア
来庁者動線に接している面には、視線を遮蔽できる仕切りパネルマニットを配置。
マネジメントエリア
公営企業管理者執務室。賓客を応接する場所として、長野県らしさを取り入れ、温もりのあるオフィスとするためフローリングや腰板に県産材を活用。