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須恵町役場
窓口業務の外部委託化に伴う窓口改修
- Point1
- ユニバーサルデザインへの配慮
- Point2
- わかりやすいサイン計画
- Point3
- 複数の来庁者動線への対応
名称須恵町役場
- 2019/02
- 560㎡
- 60人
- 約28,000人
- 改築
事例詳細
昭和63年に建てられた須恵町庁舎。1階の市民窓口では、利用者が多いにもかかわらずわかりづらい駐車場側出入口からの動線や、適正な数が配置されていないサイン表示のわかりづらさ、またプライバシー配慮が不十分であることなどが問題視されていました。町はこうした課題を解決すべく、窓口サービス業務の外部委託化に合わせて窓口改善を実施しました。
来庁者エリアは新たなサイン計画や待合レイアウトにより、わかりやすく利用しやすい窓口空間を実現。狭隘化していた執務エリアは業務委託エリアと職員エリアの区分明確化、機動性・柔軟性に配慮した効率的な執務レイアウトへ変更。また、既存の喫煙ルームを授乳室に改修するなど、町民サービスの向上を図っています。
全体を通して、ユニバーサルデザインの考え方を採用、誰もが利用しやすく、来庁者が迷わず安心して目的を果たすことができる窓口を実現しています。
ご担当者の声
サイン表示や配色などを含め、来庁者目線で改修を行ったことで、「誰もが利用しやすく、来庁者が迷わず安心して目的を果たすことができる窓口」を実現でき、より良い空間になりました。
また、執務スペースを見直した結果が、来庁者の待ち時間を削減し住民サービスの向上につながったと感じています。
改修後に、来庁者を対象に1階フロアの利用に関するアンケートを実施した結果「分かりやすくなった」、「明るくなった」などのお声をいただき、改修前の課題を解決できたのではないかと思います。
事例写真一覧
駐車場入口から総合案内を望む
多くの来庁者が利用する駐車場側入り口を入ってすぐ、目につくよう総合案内を設置。少人数の運営を想定し、スタッフの窓口業務との連携動線も想定されている。
町民ホール
ユニバーサルデザインに配慮したロビーチェアを配置。天井照明BOXの設置や、明るい色の床へ変更するなど、全体を明るく居心地のよい空間に改修。
住民課窓口
外部委託業者の運営による証明書発行のカウンターを設置。来庁者のプライバシーに配慮し、L字仕切りパネルタイプのカウンターを採用。
税務課窓口
窓口ごとにサインを色わけ。床ラインとタペストリーサインを導入し、来庁者が迷わずに目的の窓口にたどりつけるよう計画。
授乳室
既存の喫煙ルームを、明るくやさしい雰囲気の授乳室に改修。プライバシーにも配慮。