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未来型オフィスプロトタイプ(東京都庁第1本庁舎24階)
未来型オフィス実現に向けた東京都のオフィス改革
- Point1
- フリーアドレス・ABWの実践
- Point2
- ペーパーレスワーク環境の整備
- Point3
- イノベーション創出を目指す働き方
名称未来型オフィスプロトタイプ(東京都庁第1本庁舎24階)
- 2021/03
- 1,000㎡
- 150人
- 約1,400万人
- 改築
事例詳細
東京都は都政のQOS(クオリティ・オブ・サービス)の飛躍的・継続的な向上を目指し、DXを梃子にした都政の構造改革を宣言。構造改革全体の突破口となる7つのコア・プロジェクトの1つ目に未来型オフィス実現プロジェクトを掲げ、第一本庁舎24階の一部を整備しました。
「職員の生産性向上と新しい働き方の実現に向けた未来型オフィスのプロトタイプ」として位置づけられたこのプロトタイプオフィスは、デジタルとリアルの両面からオフィス環境整備を実施。デジタル面では、スマートフォンの導入やチャットツール・オンライン会議ツールの活用により場所に縛られない働き方を可能にしました。リアル面では、ペーパーレスやテレワークを前提とした働き方の推進に向けフリーアドレス運用を導入。集中ワークや多様な働き方に対応可能なワークスペースを設け、仕事内容に合わせて働く場所を選べるオフィスを実現しました。
コクヨは、職員同士のコミュニケーション向上、組織の壁を越えたイノベーション創出につながるオフィス空間の設計・家具提案を通じて、生産性向上につながる新しい働き方の実現を全面的にサポートしました。
ご担当者の声
東京都では、「4F+L(Free・Flexible・Flat・Future+Lowcost)」のコンセプトのもと、未来型オフィスの整備を進めており、24階の一部をプロトタイプオフィスとして整備しました。フリーアドレスの導入により、これまでの紙や固定電話に依存した働き方から脱却し、オフィスに縛られない働き方が徐々に浸透してきました。また、個人のデスクワゴン廃止やテレワークの実施を前提とした座席設定率の設定により執務席部分の床面積を削減し、その分一人で作業に集中できるスペースや、オンライン会議に適したブースなどを新たに設置し、業務内容に応じてメリハリのある働き方ができるようになりました。今後は、プロトタイプ整備で得た知見を活かし試行錯誤しながら、新しい働き方の定着に向けて更に取組を進めていきたいと思います。
事例写真一覧
執務エリア
状況変化に合わせてフレキシブルにレイアウト変更が可能なキャスター付きデスクを採用。役職の個人席を設けずに職員全員でのフリーアドレス形式で運用。
執務エリア
ノートPC・書類や私物を収納できるパーソナルロッカーを採用することにより、個人のデスクワゴンを廃止。
会議エリア
多様な会議スタイルに即時対応できるよう、テーブルレスミーティングが可能な天板付き会議イスを採用。
会議エリア
一部には立ち会議にも利用可能な天板昇降タイプの会議テーブルを採用。
集中・会議エリア
ソファスペースはソロワークにも打合せにも利用可能。近くにはブース型集中スペースを併設。
集中・会議エリア
偶発的なコミュニケーションがしやすいハイテーブルや、立位での個人ワークが可能な天板昇降タイプのデスクも設置。
会議エリア
ブース型の会議スペース。
集中エリア
ソロワークに適したブース型の集中ワークスペース。