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群馬県庁32階官民共創スペース NETSUGEN
DX推進により官民共創で地域課題解決を目指す
- Point1
- 官民共創イノベーションハブ
- Point2
- デジタルトランスフォーメーション(DX)
- Point3
- コミュニケーション促進
名称群馬県庁32階官民共創スペース NETSUGEN
- 2020/12
- 700㎡
- -人
- 約192万人
- 改築
事例詳細
群馬県は人口減少に伴う自治体職員数の減少により、従来の行政の枠組みでは複雑化する地域課題や多様化する住民ニーズへの対応が困難であると認識していました。そのためこれらの課題解決に向け、県民や企業、研究機関が集まり官民共創で課題解決アイディアやイノベーションを創出・実行する場を県のDX推進課を中心に計画。これまで展望スペースとして使用していた県庁の最上階を改修して、官民共創スペースNETSUGENとして2020年12月にオープン。デジタル技術を駆使して、新しいビジネスの創出や様々な地域課題の解決を目指すイノベーションハブとして活用しています。
本施設は有料コワーキングスペースの設置に限らず、参加者同士が交流できるようなイベントの実施や、専門コーディネーターとの相談機会を提供。また多目的スペースや展望スペースといった無料エリアも併設しており、産業創出に加え観光や憩い・情報発信の場としても機能しています。
コクヨは、群馬県らしさにつながる「森」「キャンプ」といった空間コンセプトに適した家具提案を実施。デザイン性と機能性の高い家具提案を行うことで、場の価値向上を目指しました。
ご担当者の声
私共NETSUGENは、新たなビジネスや地域づくりにチャレンジする人が集まるイノベーション創出拠点として、群馬県が、北関東一帯を眺望する県庁32階に設置した「官民共創スペース」です。
セクターや業態を超え、デジタル技術を活用してアイデアを形にしたい人と事業の発展をめざす企業家、それを支援する人や事業者が集まり交流する中から、アイデアを核に、解決すべき地域課題、人材、デジタル技術、知識などが集積・結合して、新たなイノベーションが次々と生み出され、社会の変革につながる好循環が形成されていく、そのための中核として、受け皿として、さらにはインキュベーターとして新たな価値を生み出していくための施設です。
こういった理念を実現していくため、NETSUGENではユーザーが気軽に交流できるような空間デザインを積極的に取り入れています。ユーザーが背を向け合うのではなく、 互いの顔が見えるよう角度をつけて配置されたソロワークスペースを中心に、ブックカフェを思わせる語らいのスペース、月額会員専用の打ち合わせスペースなどを配置しました。また、眺望見学者用の窓際のスペース、パーソナルな集中作業を希望するユーザー向けのソロワークチェアなど、公共施設ならではの幅広いニーズにお応えできるよう工夫を凝らしています。
ほどよいウッド感と随所にグリーンを配置したサスティナブルな装いは、地上32階からの絶好の眺望と併せて、ユーザーやここを訪れる県民の皆さんからも大変好評をいただいています。ぜひ一度足をお運びください。
事例写真一覧
多目的スペース
創業・企業支援や地域課題解決のセミナー、人材育成ワークショップ等で使用。持ち運びがしやすいデイズオフィス ストックスタックを採用。
コワーキングスペース
写真中央のオープン席は、ソロワークや打合せに利用可能(有料)。写真左の窓際は、無料の展望スポット。
コワーキングスペース
「森」「キャンプ」を意識した内装に調和できる家具を採用。
コワーキングスペース
ソファタイプのソロワークスペース。
コワーキングスペース
眺望を楽しめるよう、窓に向けて配置したソロワークブース
打合せスペース
月額会員が利用可能な打合せスペース。