ご担当者の声
今回の窓口改修では混雑解消のため窓口数を拡充したほか、証明書発行窓口やおくやみ窓口など市民ニーズの高い窓口を新設しました。これらの窓口では、複数課にまたがる手続きも一か所で対応可能です。また窓口では相談時のプライバシー配慮、待合ではユニバーサルデザインの家具を採用するなど来庁者が居心地のよい空間を目指しました。案内サインも迷わせない・読みやすいサインに全面リニューアルしましたが、市民の方から分かりやすくなったとご好評いただいています。
今回、「可変性」をテーマに空間づくりを進めました。例えばカウンター差し込み型のフェルトパネルは簡単に動かせるので、窓口利用者の人数に応じて必要な席数に最適化できます。持ち運びも簡単なので、混雑時課ごとに異なる繁忙期に応じて部門を超えてシェアすることができ、業務効率を高めることができています。
直方市では、昨年よりオンライン請求・申請のサービス拡充も進めています。来庁していただいてもオンラインでも市民サービスを提供できる、選択肢があり選べることが市民サービスの向上につながると考えています。また、今年度からは行政DXを見据え電子決裁や文書管理の電子化も進めています。執務室内の書類削減が進むにつれ、将来的には窓口職員の働き方も変わっていくかもしれません。今後も市民ニーズや世の中の動向を見ながら、直方市に合ったサービスの展開を考えていきたいと思っています。
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直方市
産業建設部 商工観光課 商業観光係 係長
川原のぶ子氏
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Commentコクヨ担当者
改修前、1階には旧収入役室という現在では制度上不要になった部屋がありました。この1階の立地のいい場所を市民のための空間として活用すべく、今回この部屋を解体し、市民も職員も使用できる多目的スペースに改修しました。
窓口サインは来庁者が迷わず目的の窓口にたどり着けることを重視し、表記内容の見直しや、分かりやすいデザイン、適切な配置などを心がけました。また1階中央の待合エリアに関しては、総合窓口の位置を見直すことで見通しが良くなったほか、利用者が移動しやすいレイアウト、快適に使える家具選びにもこだわりました。
今回、簡単に取り外しができるカウンターパネルをご用意しましたが、繁閑に合わせて部門間でシェアするといった効率的な運用も含めて、多くの自治体で参考にしていただけるのではと感じています。
コクヨマーケティング
福岡空間チャネル営業部
藁品広志
コクヨマーケティング
中国・九州ソリューション部
金本哲雄
コクヨ
西日本官公庁営業部
田中経介