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伊丹市上下水道局
グループアドレスとペーパーレスワークで目指す、効率的で質の高い働き方
- Point1
- グループアドレス制の導入
- Point2
- ペーパーレスワーク
- Point3
- 可変性の高い家具を採用
名称伊丹市上下水道局
- 2022/03
- 2,484㎡
- 100人
- 約19万7千人
- 改築
事例詳細
令和2年度に耐震工事を行った伊丹市上下水道局は、令和3年度に大規模内装工事と同時にオフィスリニューアルを計画。伊丹市では隣の敷地に新庁舎建設が進んでおり、上下水道局も新庁舎と同様の新しい働き方に移行すべく、オフィスを一新しました。
伊丹市上下水道局では、オフィスリニューアルを機に自席を持たないグループアドレス運用を導入。コミュニケーションの活性化を目指すともに、デスクエリアの面積効率化によって高集中スペースやミーティングスペースを事務室内に新設。業務内容に応じて場を選べるABW(Activity Based Working)の働き方が可能な環境を実現しました。
また、ペーパーレスワークの推進を目指し、オフィスリニューアルに合わせて書類削減を実施。グループアドレス運用によって書類整理に対する職員一人ひとりの意識が高まるとともに、モニター付き打合せスペースの設置によって資料のデータ化やペーパーレスワークへの転換が進みました。
その他、現場業務や緊急出動など上下水道局ならではの働き方を踏まえた機能や動線設計によって、安全・安心な職務環境の整備を図りました。可変性の高い家具を多く採用することで、災害発生時の業務に速やかに対応するレイアウトに変更できる等、機動力の高い空間となっています。
ご担当者の声
伊丹市では市役所新庁舎建設により、新庁舎で新しい働き方導入が検討されている中、上下水道局でも同時期に大規模改修工事が予定されていました。そのため、上下水道局でも改修工事後新しい働き方の導入を検討しました。
コクヨをはじめ事業者の皆様の協力のもと、新しいレイアウトを検討し、スペースを生み出すため、事務用品の共有化やペーパーレスワークの推進等を行いました。新しいレイアウトにはモニター付きミーティングスペースや、高集中スペースを配置することができ、職員から好評を得ています。
また、グループアドレス導入のため、今まであった個別デスクの収納ワゴンを廃止しました。当初個人の書類や事務用品の収納が減ることに反発もありましたが、稼働し始めたらすぐに慣れ、クリーンデスクも進みました。職員の意識改革も進み、新しい働き方が定着しつつあると感じています。
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伊丹市
上下水道局 経営企画室 経営企画課
主査 嶋﨑 隆晃氏
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事例写真一覧
2F 事務室
グループアドレス制の導入に伴い、足元に置いていたワゴンを撤去しフリーワゴンを採用。キャスター付きのテーブルを執務席として使用。一部フリーアドレス席も取り入れ、様々な働き方に対応。
2F 事務室
ペーパーレスワークに対応したモニター付きミーティングブースを複数個所設置。
2F 事務室
大型図面を広げながら確認や打合せができる作業カウンター。
2F 事務室
事務室内のソロワークブース。ウェブ会議や高集中ワークに活用される。
2F 窓口
カウンターと来庁者用イスにはユニバーサルデザインの家具を採用。
2F 会議室
人数や目的に合わせてレイアウト変更が容易なキャスター付きのミーティングテーブルを採用。
1F 事務室
キャスター付きミーティングテーブルを採用。
1F ヘルメット・雨具置き場
ヘルメットや雨具はこれまで自席付近で管理していたが、専用の保管場所を確保。建物出入口付近に集約することで執務室を通ることなく着脱が可能になり、執務室の衛生面が向上。
B1F 多目的ラウンジ
旧食堂をソロワークやミーティング、食事などに使える多目的ラウンジにリニューアル。リニューアルによって明るく清潔感のある空間に。
B1F ロビー
オープンスペースなため、ゆるやかに空間を区切ることで利用者に配慮。