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東京都大島支庁舎
都民スペースの充実とフェーズフリーの視点を取り入れた庁舎
- Point1
- 有事対応を想定した可変性のある空間づくり
- Point2
- 地域材(多摩産材)の活用
- Point3
- 職員の働きやすさに配慮したオフィス計画
名称東京都大島支庁舎
- 2023/04
- 3417.7㎡
- 100人
- 約1.1万人
- 改修
事例詳細
東京都の大島にある庁舎は、令和5年5月に建物の老朽化のために改修と什器の入替を実施しました。既存の什器を新しいものに置き換えるのではなく、都民の居心地の良い空間・職員の働きやすい環境を実現することを目指しました。都民利用スペースの什器は、平時の利用のしやすさに配慮しながらも、有事の際に、用途転換を行うことで、あらゆるシーンにおいて役立つよう配慮しました。また、都民の方から一目で訪問先が分かるように、執務室のチェアは、部署ごとに異なるカラーを取り入れる工夫をしました。
コクヨは、現地訪問と遠隔での打合せを併用しながら、各課の現状や要望を反映した什器レイアウトの提案と製品仕様の検討を行いました。提案時、コクヨ独自のWEBアンケートシステム「はたなび」を活用し、各課の現状や要望の把握を行いました。
コクヨ担当者
東京都の大島へは、都内の浜松町からジェット船で2時間弱で到着します。遠方ということもあり、ご担当者様と対面でお会いする機会はあまり持てませんでした。
当初はメールでのやりとりが中心でしたが、途中からはWEBで打合せを行わせて頂き、対面と変わらないような意思疎通ができるようになり、担当者様のイメージと提案内容をすり合わせることができました。島民スペースは特に担当者様の想いが詰まった空間になっています。
大島へは何度か現地調査やお打合せのために訪問させて頂きましたが、次回は観光でお伺いします!
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コクヨ
官公庁営業1部
小島 一輝
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事例写真一覧
2F 都民利用スペース
1人でも複数人でも都民に居心地良く利用頂けるよう家具を選定。また、フェーズフリーの視点を取り入れたソファ・テーブル・掲示ボードを採用し、有事の際にも役立てるように配慮。
1F 都民利用スペース
簡易に移動できるソファをガラス面に設置。左に映る多摩産材の展示ケースには、大島支庁管内各町村の伝統工芸品を展示。
1F 都民利用スペース
都民の方への説明等幅広く利用される会議室の手前にも都民利用スペースを設置。
1F 待合スペース
東京都多摩産材のPRを目指し、都民利用の待合スペースには多摩産材で制作されたベンチを採用。
1F 執務スペース
自然あふれる外の景観と合わせた木目調のデスク、明るい緑色のチェアを選定。職員の身体負担軽減に配慮し、長時間の作業も集中できるよう360°座面が動くチェア<ing>を採用。