2022.07.19

【熊本市】モデルオフィスを通じた実証実験

熊本市とコクヨ株式会社との、「行政オフィスにおける新たな働き方」実証実験に関する報告書(概要版)

Overview

概要

2016年に発生した熊本地震以降、熊本市では前例にとらわれることなく、社会変化や市民ニーズを的確に捉え、行政サービスの質の向上を図る市役所改革を推進しています。また、コクヨでは50年以上前からオフィスでの働き方を考え、実践し、官民問わず働き方改革の支援を行ってきました。

新型コロナウイルスの感染拡大やデジタル化の進展、行政のDX推進等により、行政オフィスの在り方は大きな変革期を迎えています。熊本市とコクヨでは、両者が持つリソースを活かし、「行政オフィスにおける新たな働き方」という共通課題の解決を目指した新たなワークスタイルの実証実験に関する連携協定を締結。2021年10月から2022年2月までの期間、今後の自治体オフィスの新たな運用方法を見出していくことを目的とした実証実験を行いました。

当記事では、実証実験の概要並びに最終報告書についてご紹介いたします。

Overview

調査概要

実施期間
2021年10月6日から2022年2月28日

実施場所
熊本市役所本庁舎6階の一部

実証実験における役割分担
・場所の提供、働き方の実証トライアル(熊本市)
・最新の事務機器の設置と実証結果の分析(コクヨ)

主な実施内容
・自席を持たないフリーアドレスの導入
・ウェブ会議や集中して業務が可能な新たなワークプレイスの導入
・ハイブリッドワーク等、新たなワークルールの導入
・モニターや共有ツール活用等によるペーパーレスの徹底

期待する効果
・新たなワークプレイスの有効性、実現性検証
・活発なコミュニケーション促進によるイノベーションの創出
・テレワークが日常となる働き方の浸透
・ペーパーレスやウェブ会議の更なる推進
・生産性を高めることによる市民サービスの向上
・職員の改革マインドの醸成 等

Report

レポート

熊本市とコクヨ株式会社との新たなワークスタイルの実証実験に関する報告書」は、熊本市のHPにて公開しています。報告書は、以下のリンクからご覧ください。

  1. コクヨの庁舎空間づくり
  2. 特集記事
  3. 【熊本市】モデルオフィスを通じた実証実験