仕事のプロ
コロナ禍の社員の心をつないだ10分セミナー
強制的な在宅ワークから生まれた新しいコミュニケーションのカタチ
新型コロナウィルス感染拡大を防ぐために発令された緊急事態宣言により、急遽在宅ワークへの対策に追われた企業も多いだろう。初動対策としては在宅で業務が行える環境を整えることが求められたが、緊急事態宣言が解除された現在でもこれからの働き方として、在宅ワークがオフィスワークとともに日常化してくる。そのような環境下で企業側も、またワーカー個人としても、よりよい働き方を実現する方法を模索している。
今回は、緊急事態宣言下での在宅ワークによるコミュニケーション機会の喪失やワーカーの孤立への危機感から、新しいコミュニケーションのカタチを模索し、光明を見いだした、コクヨ株式会社小笠原純女氏の取り組みを紹介する。
小笠原純女氏は、『スキルパーク』という人材育成ビジネスの責任者をする一方で、チームをマネジメントする立場にあり、組織力やチームビルディングに関心を持っていたという。
長引く在宅ワークで
帰属意識やモチベーションの低下に不安
スタートに迷いはなかった
自然と生まれる雑談が
オンラインでもぬくもりを感じさせる
その結果、セミナー開始前には久しぶりに顔を合わせる同僚と「元気にしている? 」「久しぶりに会社の人と話したよ」「結構、寂しいもんだね、在宅ワークって」といった、雑談で盛り上がるなど、インフォーマルなコミュニケーションを楽しむ場面も多々見受けられました。また、今までつながる機会のなかった地方の社員とも知り合える機会にもなりました。
『オンライン10分セミナー』サービス
お客さまからの要望を受け、6月より『オンライン10分セミナー』をサービスとして提供開始。コンテンツ数をさらに増やし、お客さまの要望に合わせたコンテンツのカスタマイズも可能。詳しくは、コクヨの研修【スキルパーク】までお問い合わせください。
小笠原 純女(Ogasawara Junko)
コクヨ株式会社 ファニチャー事業本部/ワークスタイルイノベーション部/ワークスタイルコンサルタント/一級建築士
建築学科卒業後、1998年にコクヨに入社。入社後10年ほどはモノづくり(文具開発、家具開発、働き方の研究、オフィス構築)に携わり、その後、ヒトづくり(人材育成、意識改革、働き方改革など)を中心にサービスを提供し、現在に至る。
コクヨの研修【スキルパーク】
コクヨの社内研修から生まれたコクヨの研修【スキルパーク】は、サービス開始から12年目を迎え、お客さまの要望に合わせてコンテンツを増やしながら働き方変革・人材育成のサポートを実施。お客様のニーズに合わせ、対面研修、オンライン研修、eラーニングなどさまざまなサービスを提供。kokuyo.jp/skillpark/