HOME > オフィスづくりに役立つコラム > 働き方用語辞典 「Edtech(エドテック)」
「Edtech(エドテック)」とは、AIやビッグデータなどの科学技術を用いて、教育を支援する仕組みやサービス、ビジネスのことです。
教育(Education)とテクノロジー(Technology)を組み合わせた造語で、種類はデジタル教材や学習管理ツール、学習プラットフォームなど多岐に渡ります。
近年は学校や学習塾、通信教育ではもちろん、ビジネスシーンにおいても、研修やスキルアップのためのEラーニングなど幅広い場面で活用されています。
■Edtechが注目される背景
-学校などの教育現場
・GIGAスクール構想
文部科学省が2019年に開始した、子ども1人に1台の端末と高速大容量の通信ネットワークを整備し、ICT教育の普及を目指す「GIGAスクール構想」による影響。
・プログラミング必修化
2020年から小学校でのプログラミング教育が必修となったことにより、実際にEdtechが活用され始めている。
-社会全体として
・コロナや災害対策として
新型コロナウィルスを契機に、災害やなどでリアルに集まっての学習が困難な状況への対策として、オンラインでの授業・学習手段の必要性が認識された。
■Edtechのメリット
・場所や時間の制約がない
インターネット上での教育のため、場所や時間にとらわれず、さらに通学の費用や時間も抑えることができ効率的に学べる。
・個々に合った学習ができる
学習者はそれぞれ学習の進捗や理解度が異なるため、EdTechを活用すると一人ずつに合った内容で学習することができる。
・環境による教育格差の改善
都市や地方の地域間や経済状況に環境なく、誰もが平等にICT環境での多種多様な教育を受けることができる。
■教育家具の対応
学校教育現場では、タブレットやパソコンを使った授業を受ける機会が増えています。しかし、教科書やノートを広げた机の上には、タブレットなどを置く場所が足りず、床に落としてしまうなどのトラブルもあります。より便利で快適に学習できるよう、限られた机の大きさを拡張できる、スリット付きのアタッチメント「つくえ+(ツクエタス)」が人気を集めています。
コクヨ「つくえ+(ツクエタス)」
Edtechは、管理システムや授業支援サービスを活用することで、学習者だけでなく教師や講師などの指導者の負担も軽減することができます。また、学習者のデータを基に最適化された指導を行うことができ、学習の効率化を図ることができます。Edtechはこの先、今よりも多様な場面で幅広いコンテンツを提供する機会が増えていくでしょう。
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