HOME > オフィスづくりに役立つコラム > 働き方用語辞典 「リテンションマネジメント」
2023.6.29[ その他 ]
「リテンションマネジメント」とは「人材の維持・確保」とも呼ばれ、今いる従業員の能力を引き出したり、離職を防ぎ長く働けるよう環境を整えることです。「リテンション(retention・維持、保持)」と、「マネジメント(management・管理)」を組み合わせた造語です。
具体的には、待遇や業務環境などにおいて、従業員の不満を解消する施策が多くとられます。
研修や異動などによる成長機会の提供や報酬や福利厚生の見直し、同僚や上司との関係・コミュニケーションの改善、執務空間の改善、働きやすい環境づくりなどが有効とされています。
・人材不足
労働人口の減少や採用難により、確保した人材の定着対策が急務。
・働き方の多様化、流動的な人材
働き方やキャリアの選択肢が多様化。早期退職だけでなく、キャリアドリフトやジョブホッパーのように転職を通してのキャリア構築もみられる。
リテンションマネジメントを実施するにあたり、まずは自社の状況を把握する必要があります。制度の整備も大切ですが、社内でのコミュニケーションの活性化や良好な人間関係の構築など、普段から不満や悩みを相談しやすい環境作りを心掛けることも重要なカギになるかもしれません。
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