2024.1.17[ 家具 ]

【潜入! コクヨショールーム】 第3回:オシャレと機能性を両立! コミュニケーションが生まれるオフィスラウンジって?

#オフィスリニューアル #コクヨ #ソファ

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【潜入! コクヨショールーム】 第3回:オシャレと機能性を両立! コミュニケーションが生まれるオフィスラウンジって? 【潜入! コクヨショールーム】 第3回:オシャレと機能性を両立! コミュニケーションが生まれるオフィスラウンジって?

コミュニケーションのきっかけが満載の「DAYS OFFICE」

今回紹介するのは「オフィスラウンジ」について。昨今、ABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)の浸透で、会議室や執務室以外の場所でも気分や業務にあわせて好きな場所で働けるようになりました。そこで、オフィスラウンジも働く場所のひとつとして認識されるように。ワーカーの働きがいや働きやすさのためにオフィスラウンジづくりに注力している企業が増えていますよね。

オフィスラウンジはワーカー同士のコミュニケーションの場としても機能させたいところです。でも、ただ集まればコミュニケーションが生まれるわけじゃありません!「部署の垣根を越えたコミュニケーションを...」とはよく言いますが、いくら同じ場所にいても、仕事で関わらないと会話のきっかけは生まれません。挨拶しかしたことがない社内の人って意外と多い気がします。そこで、ワーカー同士の コミュニケーションを生むためには空間づくりに工夫が必要なんです。

1kokuyoshowroom-3.jpg そんなコミュニケーションが生まれる仕掛けがつまっているのが、「DAYS OFFICE」ブランドのブース。一部プロトタイプも含め、ただのオフィスラウンジにとどまらず、ワークプレイスとしての機能も備わったアイテムを紹介しているそう! どんな仕掛けがあるのか、さっそく詳しく見ていきましょう!

カフェスペースを超えた、交流の場へ

2kokuyoshowroom-3.jpgまず目に入るのが、中央の大きなカウンター。「KIOSKカウンター」といって、ワーカーたちの交流の中心となる場所です。

3kokuyoshowroom-3.jpg パンやスナック、スタバのコーヒー・ドリンクサーバーが並んでおり、リラックススイッチもON。イベント時や業務時間外はバルとしても利用するイメージです。 ショールームを案内してくれたコクヨの廣津さんとも「コーヒーのフレーバーはどれが好きですか?」と、ワーカー同士、仕事を離れた会話で盛り上がりました。このように、普段社内でもプロジェクトの会話しかしない方や、むしろ仕事で関わらない方とでも自然と会話が生まれそうです。

4kokuyoshowroom-3.jpg DAYS OFFICEのコンセプトも。性別、世代、考え方等に関わらず、様々な個性が交わって新しいアイデアが生まれるような居心地が良い空間づくりを目指しているそう。

5kokuyoshowroom-3.jpg カウンター下にはマガジンラックや文房具が並んでいました。ランチタイムに利用するカフェスペースにとどまらず、いつでも人が集まる総合サービスカウンターのような役割をもっています。

6kokuyoshowroom-3.jpg さらに横には展示スペースもあり、ワーカーの「推し活」アイテムが飾ってありました! コクヨのとある社員が"推している"日本のお城とアイドルのグッズが展示されています。私も思わず興味深々です。
実は、私もオフィスの自分のデスクにあえて"推し"のアイドルの写真を貼り、先輩社員との会話のきっかけにしていた経験があります。でも、新型コロナ禍以降のワークスタイルの変化で、ワーカー同士のそういった雑談の機会も減りましたよね。一緒に働いているのに、相手がどんなパーソナリティなのかを知ることがなかなか難しくなってしまったと感じます。こういうスペースがあると、ワーカー同士の意外な一面も知れて、面白いですよね! 思わぬ共通点が見つかったら、より仲も深まりそうです。

ラウンジにあうオシャレさだけど...ワーカーのための配慮が

7kokuyoshowroom-3.jpg そして、ひとつひとつの家具にも注目ポイントが。まるでファミリーレストランのような円卓で、ランチタイムを想定したシチュエーションですが、よく見るとなぜか中央トレーの下にコンセントタップが。

8kokuyoshowroom-3.jpg 実は、このようにミーティング時にも使えるんです! ランチやリフレッシュタイムだけでなく、ワークスペースとしても活用できる。しかも、円卓なのでカチッとし過ぎない程よい距離感で、パッと集まりやすい。カフェとオフィスのハイブリッド型スペースです。

9kokuyoshowroom-3.jpg また、このような長いテーブルもありました。一人ランチにも作業にもぴったりな心地良さ。まさにオシャレなカフェで作業している気分です。

10kokuyoshowroom-3.jpg もちろん、電源ユニットも完備。そしてデスクライトがちょうど対角線の方との視線を遮るように設置されているんです。人がいる雰囲気は感じるけれど、目線は合わない。孤独なのも嫌だけど気まずいのも嫌という絶妙なワーカー心理まで配慮されています。この環境を求めてわざわざカフェに行く...という人も多いのでは? オフィスラウンジがこの仕様ならば、喜んで出社したくなります! オフィス家具メーカーらしい、働きやすさへの配慮を感じました!

11kokuyoshowroom-3.jpg 壁には素敵なアートも飾られていました。これは、「OFFICE CANVAS」という社員参加型ワークショップでコクヨの社員が作ったアートなんですって。コクヨでは、ビジョンやパーパスの可視化、カルチャーのアップデートのために、アート提案パートナーと連携したワークショップサービスも提供しているんです。プロジェクトメンバーの感性や価値観を知るきっかけになりそう! チームの結束力も深まりそうですよね。

12kokuyoshowroom-3.jpg そしてこちらはチームミーティングスペース。自宅のダイニングに置いても違和感がない温かみがある家具ばかり。このように、置くだけで居心地の良い空間が簡単につくれる家具が揃っていました。

オフィス家具とラウンジ家具のいいとこどりした椅子&ソファも

13kokuyoshowroom-3.jpg 「DAYS OFFICE」以外にも、カジュアルだけど働きやすさにも配慮した家具は他にも。こちらのコーナーにもオフィスラウンジのための家具がたくさん展示されています。

14kokuyoshowroom-3.jpg 例えばこちらの「Liite(リーテ)」シリーズの椅子。リビングライクな見た目ですが、長時間の作業をしても疲れない工夫が。背座を傾けると前に3度、後ろに6度傾き、快適な姿勢をキープしてくれるんです。

15kokuyoshowroom-3.jpg 他にもオフィス家具とは思えない椅子やデスクが。おしゃれさだけを優先して働きにくくなる...なんてことはないのがコクヨのオフィスラウンジ家具なんです! ちなみに、椅子の詳しい紹介は第5回でレポートするので、お楽しみに!

16kokuyoshowroom-3.jpg そしてこちらの「OSFA(オスファ)」シリーズも。一見すると普通のラウンジソファですが、座るとその違いは歴然! やや固めの素材で、背筋が心地よく伸びる感覚が。ワーク姿勢をほどよく支えてくれるので、ずっと座っていたくなります。

17kokuyoshowroom-3.jpg 「OSFA(オスファ)」にはまだまだヒミツが。座面の高さが通常のソファより少し高くなっているんです。オフィス用チェアと比べても同じ高さですよね? これが作業時にもぴったりな理由。リラックスしながら作業も捗りそう!

18kokuyoshowroom-3.jpg こちらの「METTI(メッティ)」シリーズも、いかにもくつろげそうなソファですが、働きやすさのための工夫が。先ほどのソファ同様、固めの素材で座っても体が沈み込まず、さらに背もたれの角度を変えることができて、ラクな姿勢をキープできます。シートの長さや色もバリエーション豊富なので、自分のオフィスに合う組み合わせを楽しめそう。さらに足元には電源ユニットも設置できるのが嬉しいですよね。

19kokuyoshowroom-3.jpg 心地よさも働きやすさも両立したコクヨのオフィスラウンジ。これだけオシャレで機能性も充実していたら、自宅やカフェでリモートワークをするよりもオフィスに出社したい! と思います。
しかも会議室などのフォーマルな雰囲気とは違い、リラックスした雰囲気だとワーカー同士で思っていることも話しやすい。コミュニケーションが生まれるちょっとした仕掛けも満載で、いろんな人が自由に意見を交わすことで新しいアイデアの創造も叶えられそう。そんな、一歩先行くコクヨのオフィスラウンジをぜひ体感してみてください。 次回は、オフィスにオープンなスペースが増えたことで気になる「音の問題」にクローズアップ。解決のヒントを詳しく紹介します!

■東京ショールーム
アクセス:JR品川駅 港南口より徒歩3分
東京品川オフィス(THE CAMPUS)北館3階・4階
営業時間:平日 9:00~17:00(最終入館16:30)
https://www.kokuyo-furniture.co.jp/showroom/tokyo-sr/
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ライター/コラムニスト

菱山 恵巳子

新卒で広告関係の会社に就職。ライターとして独立後、企業インタビューやビジネスコラムを中心に執筆。双子の小学生を育てながら働いており、「多様な働き方」は長年考えているテーマ。

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