会議
2016.04.06
会議を活性化するコツ
会議1:「ダメ会議」に陥るワケ
会議の基本的な流れは
「準備→議題確認→発散・収束→まとめ」の順で
①準備...............会議はここから始まります
②議題の確認......会議の開始時に行います
③発散と収束......アイデアをたくさん出してもらい、その後絞り込み。これを議題の数だけ繰り返しおこないます
④まとめ............会議の終わりに行います
「ダメ会議には『お決まりパターン』がある」の項で挙げた内容を、この流れにあてはめると、どの段階で何をすればいいか明確になります。
例えば「誰が来るかわからない」のであれば、事前に「①準備」の段階で、「結論が出ない」のであれば、「③発散と収束」の段階で対処すればいい。つまり悪い状況を改善するには、どの段階で起こる問題かをつかめば、手が打ちやすくなるのです。
いかがですか? グダグダな「ダメ会議」は、その原因を整理してその一つひとつへの対処法を用意するだけで、グッと有意義なものになります。次の会議からぜひ、実践してみてください。
下地 寛也(Shimoji Kanya)
コクヨ㈱入社後、行動と環境(創造性、コミュニケーション、場のあり方等)に関する研究・分析を担当。2003年より、クライアントの企業変革のコンサルティングや研修コンテンツ企画を担当する。著書『コクヨの3ステップ会議術』(中経出版)、『コクヨの1分間プレゼンテーション』(中経出版)、『コクヨの5ステップ ロジカルシンキング』(中経出版)、『コクヨの「3秒で選び、2秒で決める」思考術』(中経出版)、『コクヨのコミュニケーション仕事術』(総合法令出版)