組織の力
フリーランス活用で企業が進化する時代へ〈後編〉
フリーランスは、同じゴールに向かうビジネスパートナー
前編では、フリーランスという働き方を選択する人が増え、その市場規模が拡大している背景、さらに、フリーランスの現状への満足度が会社員に比べて高いことを紹介した。また、株式会社Warisが提示する「変革型フリーランス」についても、その定義や特徴に触れた。後編では、企業によるフリーランス活用の現状・課題やメリット、さらに、企業はフリーランスとどのような関係を築いていく必要があるのかについて、引き続き、Waris ワークアゲイン事業統括/Waris Innovation Hubプロデューサーの小崎亜依子氏に伺った。
外部のプロフェッショナル人材の活用が、
企業のブランディング、成長につながる
小崎 亜依子(Kozaki Aiko)
株式会社Waris ワークアゲイン事業統括/Waris Innovation Hubプロデューサー。明治大学「女性のためのスマートキャリアプログラム」講師。日本テレワーク学会会員。北九州市未就業女性の活躍戦略策定事業アドバイザー(2017年) 。1996年慶應義塾大学総合政策学部卒業、2002年ピッツバーグ大学公共政策国際関係大学院修了 (公共政策マネジメント修士)。野村アセットマネジメント株式会社を経て、留学・出産育児で 5 年のキャリアブランク後、NPOのアルバイトで復職。2007年より株式会社日本総合研究所で「なでしこ銘柄」における企業分析などを担当した後、2015 年(株)Warisに参画。自身の経験を活かし、キャリアブランクのある女性の再就職支援「Warisワークアゲイン事業」を手がけるとともに、プロフェッショナル女性を対象としたプロジェクト型ワークの創出や多様化推進のためのコンサルティングを行う。著書に『女性が管理職になったら読む本』(翻訳・構成を担当)、『スチュワードシップとコーポレートガバナンス―2つのコードが変える日本の企業・経済・社会』(共著)、などがある。