会議

2017.04.21

アイデアは常識の枠を外して考える

会議6:脱・常識と4つの切り口でアイデアを生み出す




アイデアは、既存の要素の
新しい組み合わせ

アイデアや発想力について興味がある人は、ジェームス・W・ヤングの著書『アイデアのつくり方』をぜひ読んでみてください。名著ですが、薄くてすぐに読めます。著書にも書かれているのが、「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせである」ということです。つまり、アイデアを出すには、ゼロから何かを創造する必要はなく、すでにあるものの組み合わせを考えればいいのです。

最後に、大切なことを一つお伝えします。ブレストで発散する際のルールに「批判禁止」があるように、どんな突拍子もないアイデアでも、現実離れしているアイデアでも、アイデア出しの段階では否定しないこと。イノベーションは、そこから起こるのです。

下地 寛也(Shimoji Kanya)


コクヨ㈱入社後、行動と環境(創造性、コミュニケーション、場のあり方等)に関する研究・分析を担当。2003年より、クライアントの企業変革のコンサルティングや研修コンテンツ企画を担当する。著書『コクヨの3ステップ会議術』(中経出版)、『コクヨの1分間プレゼンテーション』(中経出版)、『コクヨの5ステップ ロジカルシンキング』(中経出版)、『コクヨの「3秒で選び、2秒で決める」思考術』(中経出版)、『コクヨのコミュニケーション仕事術』(総合法令出版)



イラスト/ちぎらはるな