レポート
課題の深掘りと「見える化」が生産性向上の第一歩に
これから求められる“幸せな”働き方改革
2018年12月14日、コクヨの東京品川SSTオフィスにおいて、「これから求められる“幸せな”働き方改革」と題して、株式会社日立製作所とコクヨ株式会社の共催によるセミナーが実施された。講師を務めるコクヨ株式会社ワークスタイルイノベーション部 ワークスタイルコンサルタントの立花保昭氏と、株式会社日立製作所ソリューション開発営業部主任の阪口絵美氏は、数百の企業に対して働き方改革の提案に携わってきた経験をもとに、働き方改革における重要な観点や実際の取り組み事例を紹介した。2人の講師が語った内容を凝縮して紹介しよう。
働き方改革支援を通して見える“成功のカギ”
成功のカギ①:「目指す姿」とともに
具体的なメリットも明確にする
成功のカギ②:「型・場・技」の観点から、
課題を深堀りする
ただし、目指す姿を明確にするだけでは不十分です。ここで2つめのポイントとしてご紹介したいのが、「現状の課題を深堀りすること」です。
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成功のカギ③:一人ひとりがやるべきことを見極めて
自律的に仕事をする(本文)
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立花 保昭(Tachibana Yasuaki)
コクヨ株式会社ワークスタイルイノベーション部 ワークスタイルコンサルタント/1級ファイリング・デザイナー/オフィスセキュリティコーディネータ
1990年コクヨ入社。出向した総合商社での大手流通業向け中国製品の開発・輸入・販売、コクヨでの開発営業、及び上海でのカタログ通販ビジネス立ち上げ等の経験を生かし、現在は企業向けの働き方改革の制度・仕組みづくり、意識改革・スキルアップ研修などをサポート。
阪口 絵美(Sakaguchi Emi)
入社後、文教向けITシステムのセールスとして、学生情報配信サービスや基幹システム等の拡販を経験。その後ヘルスケア分野へ異動となり、主に産業医学分野向けのクラウドサービスを担当。 ワーカーの健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する概念を学ぶ。2016年からは「日立ワークスタイル変革ソリューション」の拡販支援を担当して数百社へ働き方改革の提案を実施。現在は本ソリューションの企画開発業務を担当。