組織の力
アイディアの生まれる場
どのような会社でも新しいアイディアを生み出すことは必要だと思いますが、ブレストと言いつつ会議室に長時間こもって頭をかかえている風景もよくあるのではないでしょうか? アイディアというと「これだ!」と一瞬にひらめくようなイメージがありますが、実はいくつかの思考のプロセスを経て生み出されるものなのです。アイディア生成のプロセスには様々な考え方がありますが、ここでは「刺激を受ける」「対話する」「試作する」「熟考する」という4つの行為に分けて、アイディアを生み出すための場がどうあるべきかを考えてみましょう。
刺激を受ける場
<インスピレーション>
対話する場
<ダイアローグ>
試作する場
<プロトタイピング>
熟考する場
<コンセントレーション>
コミュニケーションを通して生まれるアイディアかある一方で、一人でじっくり考えることで思い浮かぶアイディアもあるでしょう。昔からアイディアが浮かぶ場として馬上、枕上、厠上の三上という言葉があります。余計な刺激がなくリラックスした状態でいることで、自分の頭の中の思考に集中できるからでしょう。
4つの行為を促す空問
以上4つのアイディアを生む場を紹介しましたが、オフィス空間には限りがあります。それぞれを別々の空間で用意するわけではなく、これらの要素をどのように組み合わせて空間に取り入れるかを検討してみてはいかがでしょうか。
オフィスのチカラ
この記事は、コクヨ株式会社が発行する冊子『オフィスのチカラ』に掲載されたものです。冊子『オフィスのチカラ』をご希望の方は、こちらのフォームの「カタログのご請求フォーム」の「家具単品カタログ」の枠に『オフィスのチカラ』最新号希望とご記入の上、ご送信ください。