組織の力

2020.04.13

ABWって何ですか?

働き方改革の取り組みに伴ってオフィスのあり方を見直す企業が増えています。そのなかでも注目されている考え方がABW。ABWとはActivity Based Working(アクティビティ・ベイスド・ワーキング)の略で、業務や気分に応じて時間と場所を自ら選択できるワークスタイルです。オフィス内だけでなく自宅やカフェなどのオフィス外の場所もその選択肢に入っています。元々オランダから始まったワークスタイルですが、「社員が一人ひとりの多様な能力を最大限に発揮する」「コミュニケーションによってチーム力を高める」「クリエイティブな発想を生み出す」ことを目的に国内でも導入が進んでいます。

ABWの定義と運用

ABWは本来「時間と社内外の場所を自ら選択できるワークスタイル」を指しますが、それぞれの会社の制度やツールの整備状況により「場所の自由度」と「時同の自由度」を組み合わせて適用することがあります。
 
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ABWのメリット

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フリーアドレスとの違い

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フリーアドレスは主にスペースの効率化を図るため、ABWは生産性や働きやすさの向上を目指しています。しかしスペースには限りがあるため、ABWの考え方を取り入れたオフィス空間を構築する企業の多くは、フリーアドレスと併用して通常の執務席スペースを削減することで新たに生まれたスペースを多様な場づくりに充てています。
 
 
 

ABW採用時のポイント

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このように聞くとハードルが高く聞こえるかも知れませんが、手始めに荷物置き場になっているスペースがあれば片づけて集中ブースを作ってみる、ミーティングスペースをカフェ風にしつらえてソロワークで使ってよいことにするなど、出来ることから始めてみる方法もあります。あなたの会社でもABWを取り入れてみませんか。
 
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オフィスのチカラ

この記事は、コクヨ株式会社が発行する冊子『オフィスのチカラ』に掲載されたものです。冊子『オフィスのチカラ』をご希望の方は、こちらのフォームの「カタログのご請求フォーム」の「家具単品カタログ」の枠に『オフィスのチカラ』最新号希望とご記入の上、ご送信ください。

オフィスのチカラ vol.14より転載