レポート
Afterコロナ時代に適応するオフィス環境のあり方とは?
省庁のオフィス事例に見る、Afterコロナのワークスタイル
新型コロナウィルス感染症緊急事態宣言が解除され、感染予防と経済活性化の両立に向けて多くの企業が対策を検討するなか、官公庁でも“Afterコロナ”への対応が議論されている。そうしたなか、「Afterコロナ」もしくは「withコロナ」の時代における働き方とオフィス環境を考察し、具体的な道筋を見出すべく「Afterコロナ時代に適応するオフィス環境のあり方」と題したオンラインセミナーが2020年5月20日、5月22日に開催された。
今回は概念的な議論を中心に、新型コロナウィルス感染症防止の視点から働き方や労働観が大きく変化するなかで、オフィスや在宅での「働く環境のあり方の変化」についての考察や問題提起が行われた。また、紙文化が根強く、リモートワークが難しいのではないかと思われがちな官公庁のなかで、壁を乗り越えて新しいオフィスで新しい働き方に挑戦している省庁の取り組み事例も交えながら、コクヨ株式会社で働き方やオフィスづくりのコンサルティングに携わるメンバーが、遠隔でセッションを行った。
オフィス環境は多様であるべき。
ワークスタイルに合った選択を
坂本 崇博(Sakamoto Takahiro)
コクヨ株式会社 ファニチャー事業本部/ワークスタイルイノベーション部/ワークスタイルコンサルタント/働き方改革PJアドバイザー/一般健康管理指導員
2001年コクヨ入社。資料作成や文書管理、アウトソーシング、会議改革など数々の働き方改革ソリューションの立ち上げ、事業化に参画。残業削減、ダイバーシティ、イノベーション、健康経営といったテーマで、企業や自治体を対象に働き方改革の制度・仕組みづくり、意識改革・スキルアップ研修などをサポートするコンサルタント。
柿崎 優貴(Kakizaki Yuki)
コクヨ株式会社 官公庁営業第2部
2018年コクヨ入社。国家機関のオフィス改革、働き方改革のサポートに従事。経済産業省のデジタルプラットフォーム構築事業への参画など、国家機関の新たな取り組みとそれに合わせた、あるべきオフィスのありかたの提案、構築を手掛ける。
吉澤 利純(Yoshizawa Toshizumi)
コクヨ株式会社 ファニチャー事業本部/ワークスタイルイノベーション部/ワークスタイルコンサルタント
1級ファイリング・デザイナー/オフィスセキュリティコーディネーター ストア事業、営業、新規事業企画部門を経てワークスタイルコンサルティング部門に所属。 主に、ナレッジシェアリング構築のコンサルティング、オフィス構築、運用改善コンサルティングを担当し、お客様の働き方改革をサポート。