レポート
企業・組織に求められるナレッジマネジメント
Afterコロナの“知の共創”を考える
イノベーションに不可欠なものとして、近年、企業や組織で注目される“ナレッジマネジメント”。個々人やチーム、部署に溜まりがちな知見や情報をいかに組織全体で共有するか、さらに、それらをいかに活かしてイノベーションへとつなげていくか、多くの企業・組織で試行錯誤が続いている。テレワークが広がるなかリモート状態でいかにしてナレッジを共有・活用するか、Afterコロナのイノベーションを見据えていかにナレッジマネジメントを進めるか、COVID-19感染拡大により浮かび上がった2つのテーマについて、コクヨ株式会社でワークスタイルやオフィスづくりのコンサルティングに携わるメンバーが、2020年4月24日に「これからの時代の知の創造・情報共有」と題したセッションを行った。
セッションテーマ
1 テレワークしながらナレッジ共有・活用のコツ
スピーカー
モデレーター:吉澤利純氏(コクヨ株式会社 ワークスタイルコンサルタント)
"ナレッジマネジメント"とは、
組織が知を共創するための働きかけ
坂本 崇博(Sakamoto Takahiro)
コクヨ株式会社 ファニチャー事業本部/ワークスタイルイノベーション部/ワークスタイルコンサルタント/働き方改革PJアドバイザー/一般健康管理指導員
2001年コクヨ入社。資料作成や文書管理、アウトソーシング、会議改革など数々の働き方改革ソリューションの立ち上げ、事業化に参画。残業削減、ダイバーシティ、イノベーション、健康経営といったテーマで、企業や自治体を対象に働き方改革の制度・仕組みづくり、意識改革・スキルアップ研修などをサポートするコンサルタント。
齋藤 敦子(Saitou Atuko)
コクヨ株式会社 ワークスタイルリサーチ&アドバイザー/一般社団法人 Future Center Alliance Japan理事
設計部にてワークプレイスデザインやコンサルティングに従事した後、働き方と働く環境についての研究およびコンセプト開発を行っている。主にイノベーションプロセスや共創の場、知的生産性などが研究テーマ、講演多数。渋谷ヒカリエのCreative Lounge MOV等、具体的プロジェクトにも携わる。公益社団法人日本ファシリティマネジメント協会 ワークプレイスの知的生産性研究部会 部会長など兼務。
吉澤 利純(Yoshizawa Toshizumi)
コクヨ株式会社 ファニチャー事業本部/ワークスタイルイノベーション部/ワークスタイルコンサルタント
1級ファイリング・デザイナー/オフィスセキュリティコーディネーター ストア事業、営業、新規事業企画部門を経てワークスタイルコンサルティング部門に所属。 主に、ナレッジシェアリング構築のコンサルティング、オフィス構築、運用改善コンサルティングを担当し、お客様の働き方改革をサポート。